ソウル-東京1900キロ走破「新・朝鮮通信使」今月11日出発

韓日両国からメンバー50人選抜、来月1日に東京到着予定
4日には韓国側メンバーが漢江で初の合同練習

ソウル-東京1900キロ走破「新・朝鮮通信使」今月11日出発

 韓日国交正常化50周年を記念し、「二つの車輪で走る『新・朝鮮通信使』自転車大長征」と題する自転車ツアーが今月11日に始まる。韓国外交部(省に相当)と在日韓国大使館が主催し、釜山文化財団と日本サイクリング協会、朝鮮日報社、毎日新聞社が共同主管する今回のツアーは、かつて朝鮮と日本の間の公式の外交使節であり、親善・交流の象徴だった朝鮮通信使の足跡をたどりながら、歴史をめぐる対立や痛みを解消し、相互理解を深めようという趣旨だ。本紙は昨年「ワンコリア・ユーラシア自転車平和大長征」を、今年8月から9月には「韓中青年自転車大長征」を通じ、ユーラシアや北東アジアの平和、協力、統一のメッセージを伝えたのに続き、今回の「新・朝鮮通信使」を通じ、歴史的な和解や共存共栄の道を切り開くべく尽力する。

■韓日両国から50人ずつ、ソウルから東京まで1900キロを疾走

 韓日両国から選ばれた「新・朝鮮通信使」のメンバーは、今月11日にソウルの光化門広場で、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と別所浩郎・駐韓日本大使、朝鮮日報のホン・ジュンホ発行人、自転車同好会員など内外の関係者が出席して出発式を行い、東京まで1900キロの長旅に出発する。出発式では、ソウル三陽小学校の児童50人が日本の子どもたちに贈る友情のメッセージを託す予定だ。

 外交部と朝鮮日報社は先月末、書類審査と体力テスト、面接などを経て、韓国側のメンバー25人を選抜し、日本側でも日本サイクリング協会がサイクリング同好会員などを中心に25人のメンバーを選んだ。両国合わせて50人のメンバーを代表する団長には柳仁村(ユ・インチョン)元文化体育観光部長官が就任し、大韓サイクル連盟のイ・ジェジョン理事(48)が隊長として一行を率いる。チームの統括運営は朝鮮日報社の鄭権鉉(チョン・グォンヒョン)編集局副局長が担当し、取材や事務、車両などの支援のため約20人が同行する。

ペ・ソンギュ記者 , チェ・ウンギョン記者
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