同時アクセス数で『さくらサーバーとエックスサーバー』両方落としてみた
1日育児体験記事を『日本人の1000人に1人』が読んでくれた事もあり、記事公開後に三十路男の悪あがきブログが全く表示出来ないという状況に陥りました。
記事を読みに来て下さった皆様、ご不便おかけしてすみませんでした。
副業ブログにとってアクセス数は正義。
ブログを表示出来る人を増やす為に、色々な対応を試みました。
最終的にはエックスサーバーに乗せ換え(月額費増加・・・)を選びましたが、色々な施策を打つ中で『アクセス数に応じたサーバーを選ぶ基準』が見えてきたので、今回はその辺りを記事にしていきたいと思います。
目次
サーバー落とし祭り当日
育児系の記事は更新初日に200~300読まれたら多い方なので、さくらサーバーのブースト機能を使うという事すら頭にありませんでした。
更新からまもなく『三十路さんのサイト落ちてますよ!!』という連絡を戴きました。
※この連絡が無ければ100%気付いていませんでした、ありがとうございます
※エアーで呟いてた人にじゃ無いよ!!
社長による三十路男の為の・・・ry
アナリティクスの画面を見るとリアルタイム200を超えていた為、「白猫プロジェクトで復刻イベントでも始まったのかな?」と思いながら、早々にさくらサーバーに用意されているリソース上限解除機能を利用しました。(※後程詳しく説明)
解除した途端に上がりまくるリアルタイムの数値。
「白猫プロジェクトは最初の1~2時間だけ」という事を知っていたし、「育児系記事はTwitterシェアが落ち着いたらお終い」他の手立ては打たず、社長による三十路男の為の会社を辞めないでくれ会に向かいました。
粉っぽい串カツを食べた後
ちょい飲みと言われてOKしたのに、気が付けば開始から3時間以上が過ぎていた。
「息子を風呂入れないとダメなので帰ります。」
そう言って店を出た私は『いつも通り承認欲求を満たす為だけ』にブログを開きました。
『503エラー』
白猫プロジェクトの復刻イベントが3時間も4時間もアクセス振り切る訳が無い。少し怖くなってアナリティクス画面を開くと・・・。
見た瞬間の素直な感想は『さくら結構耐えるなー』でした。
お風呂でおしっこかけられた後
「そろそろ落ち着いたかな?」と思いながらブログを開くも返って来るのは『503エラー』。
白猫プロジェクト記事へのアクセスは落ち着いた物の、育児系記事へのアクセス数が止まる事を知らない感じ。Twitterは10~20秒程度で未読が20+表示になる状態・・・。
『何とかせなアカン・・・。』
苦肉の策としてwordpress popular posts(人気記事表示)を止めようと思うもコンパネが開かない。開いて停止しようとしても次のページで503が返って来る。そんな事を30分くらい繰り返してようやく本当の意味で必要最小限の機能だけで構成されたブログが出来上がった。
結果的に550人くらいなら同時にブログを開いても大丈夫な様になったのを確認した後、寝かしつけながら自分もダメになるソファーで寝てしまった。
起きてビックリごめんなさい
夜中、泣き声で目が覚めた時点で同時アクセスは400程度。
「正直、Twitter追いようが無いけど大炎上してるぽいわー。」
「今回の記事は火種ゼロ予定やったのに怠いわー。」
そんな事を妻に言いながらミルクをあげて、オムツを変えて、パソコンつけて←
気になりだしたら我慢出来ず、自宅ではPC開かないルールを久々に破ってさくらサーバーの管理画面からどれだけ503エラーが返っていたのか(どれだけの人がエラーで記事を読めなかったのか)を確認してみた。
『23万回の503エラー!?』
あまりの衝撃に『1万円くらい損した』なんて思いながらも『さくらサーバーはブースト機能で十分頑張ってくれてるから仕方無い』とある種納得して画面を閉じた。
FaceBookによる拡散能力を甘く見ていた
Twitter上で関わるのは基本的に『他人』そりゃあもう、匿名気取りで好き勝手言うヤツで溢れています。会社員が副業ブログでお小遣い/会社にばれる?ばれない?匿名の罠
しかしながらFaceBook上で関わるのは基本的に『友人・顔見知り』これが、凄かった。
1人が2人にシェアを繰り返すだけで、恐ろしい速度で伸びていくシェア数。
「いいね!」の数なのか、シェアした人の数なのか、FaceBookに登録しているだけの私には解りませんが・・・。最終的に10万回を超える程になりました。
さくらブースト最終日/苦渋の決断
過去に記事を書いた通り、個人ブログ程度ならさくらサーバーで十分だと思っています。
※久々に読んだら、我ながら暑苦しい・・・w
しかしながら今日でブースト有効期限が切れる。
『有料で構わないのでリソース解放期間を延ばすことは出来ませんでしょうか?』無理を承知でさくらに問合わせて見るも、数時間後に返って来た答えは『No!!』。
いやまぁ、そらそうよw
[さくら エックスサーバー 引っ越し]などで検索して記事をいくつも読んだ。
そしてエックスサーバーへの乗せ替えを決意した。
サーバーの乗せ替えは忍耐
サーバー引っ越し手順を超ザックリ。(画像容量、データ容量に応じて時間変動)
- さくらからデータ一式(wp, MySQL等)をダウンロードする。3h
- エックスにワードプレス一式(wp)をアップロードする。3h
- エックスにデータベース(MySQL)を復元する。0.5h
後は細々した設定周りを修正したり、登録したりするだけ。
『The・忍耐』
データダウンロード放置
↓
ベビザラス
↓
データアップロード放置
↓
万代
↓
MySQL復元
↓
料理
妻に「ゴメン」を連呼しながら、何とかエックスサーバーへの乗せ換えが終わった。
エックスサーバーの性能とやらを
乗せ換え初日はDNSが周り切っていない為、人によってはさくらサーバーを見に行き、人によってはエックスサーバーを見に行っている様な状態。
ある程度DNSが回ったかな?と言う頃『さくらが500として、エックスサーバーは1000以上、流石お値段倍やで!』なんて思ってた。
その後、ドンドン上がっていく同時アクセスの数。
『エックスサーバーはさくらブースト時の3倍以上の同時アクセス数を収容出来るなんて、素敵やん・・・。』何も解っていない妻に「コストが倍になったけど~」とフォローを入れる。
しかしながら、エックスサーバーの凄さはここからだった。
…..2100
…2200
.2300
さくらサーバーの限界値(ブースト前)
さくらサーバー/スタンダードプラン:年払い5,142円にはリソースのブースト機能があります。これは何かと言うと一時的に同時アクセス等、サーバーに対する負荷の制限を緩和しますよーっていう事。
これを使わない状況下では三十路男の悪あがきブログでリアルタイム200~300程度までのアクセスに耐える事が出来ました。
さくらサーバーの限界値(ブースト後)
ブースト期間は実行した翌々日の24時までという制限があり、最長で3日間有効です。
1度使うとそこから先2週間?(うろ覚え)使えない状態になるので、白猫プロジェクトなどの超一時的なアクセスを集める記事には中々の効果を発揮してくれます。
ブースト期間中はリアルタイム500~550程度まで同時アクセス数を上げる事が出来ました。
エックスサーバーの限界値
今回乗せ換えたのはエックスサーバーx10プラン。月額がさくらの倍・・・。
『同時アクセス数も倍くらいまでは耐えてよ!!』なんて思って移行しました。
そして迎えた限界の時・・・。
同時アクセス数3,500を超えた辺りが限界でした。
両方落としてみた/まとめ
正直「エックスサーバーの性能とやらを」パートで力を使い果たしたので後日、ちゃんとした考査はするとして・・・。今言える事は2つ。
『ブログ程度ならさくらで十分!』
『エックスサーバー凄げえ!』
リアルタイム200人とか集まる事って、普通のブログを書いてる限りは中々ありません。
バズ等で同時アクセス数が一時的に増えた時にはブースト使えば500人くらいは耐える事が出来るし、バズ経由のアクセスであれば3日の猶予以内で事態は収まる。
『副業ブログは極力少ない経費で、少しでも多くのお金を得よう』という発想なので、友人にブログしたいと言われたら、とりあえずさくらで良いんじゃない?と勧めます。
しかしながら自身で試して見た結果『複数サイト運営をしたい人、既にアクセスを持って居る人、トレンド系を書く人にはエックスサーバー』を勧めます。
担当の人と色々話をさせて貰った結果、リアルタイム3500はあくまでも私のブログ構成でという話であり、問合わせ回数などを調整すればもっと伸びると思います。
という訳で、今回の記事では明記を避けますが、今度改めて状況別・目的別でのレンタルサーバー選びを書きたいと思います。良し、お昼ご飯!記事校正は後!