書道家 伊藤白水が独自に考案したデザイン書道「風舞書®」

デザイン書道 風舞書

デザイン書道 風舞書とは

登録商標「風舞書(ふうぶしょ)」作品の一例

【デザイン書道 風舞書®は、書道家 伊藤白水の商標または登録商標です。】

書道家 伊藤白水が考案したデザイン書道 風舞書(ふうぶしょ)によって、伊藤白水のほとんどの筆文字は風の動きを意識して制作されています。
一見、風の動きに感じない凛々しい表現であっても起筆・送筆・収筆・結体に至るまで風を意識したものとなっています。また、力強い表現の「姿三四郎」であっても、起筆は意識した風の方向に入り、送筆は風の進む方向に逆らって目的地に進んでいく、従って意識する風の強さが強ければ強いほど力強い線が生まれます。しかし、意識するだけでは仕上がりません。必然的に技術が必要となります。風舞書は、その技術を教授することも商標登録しています。
また、素直に風に流されていく表現の仕方もあります。それはダイナミックな表現の「鬼」やシャープな表現の「走馬」や、上記の「風舞書の一例」画像等もご覧になればお分かりいただけるかと思います。その他に、古典で言えば空海等の作品は風舞書に大いに役立たせて頂いております。
全ての「感情・感覚・らしさ」の表現は、あくまでも伊藤白水自身の風舞書の原理原則に則って行われておりますので、ワンパターン的な表現で躍動感とか激しいとか・・・という風なものではありません。

風舞書は何よりも、役者が自分を捨て役を演じるように書道の世界で一文字一文字に向き合って、その意味するものの役を演じるような、そんな筆文字デザイン制作に打ち込んでいるのが特徴です。当然、風舞書の「動」の表現に限らず「静」の表現にも言えることです。
高級感の表現と言いながら素朴な筆文字ではおかしく、美しい表現と言いながら激しい筆文字はおかしい。古風という表現なら、それなりに古典の篆書や隷書を学ぶ必要があると思っております。

◆◆◆ デザイン書道 風舞書による上記画像「風」「舞 舞 舞」「華踊」「魂」「笑」について ◆◆◆
「風」

ダイナミックな結体と美しいかすれで、そよ風とは逆に重厚な筆遣いで左方向に動いている姿です。筆遣いは蔵鋒を取り入れることによって刺々しさを無くしました。

「舞 舞 舞」
左側の「舞」は左方を向いて舞っている姿です。右側の「舞」の輪っかの部分は太陽をイメージし、右上方向を向いて舞っている姿です。真ん中の「舞」は左右の「舞」をまとめる役割の姿です。

「華踊」
どの風舞書作品にも言えることですが、「風の動きを意識して動きの表現にした」この事が如実に現れた筆文字ロゴです。下から上に跳び上がっている姿を表現するのに、下方を軽くすることを心がけました。

「魂」
風は右下から左上に吹いていることを意識しました。また、併せてメラメラ燃え盛る炎を送筆と収筆に託しました。それと同時に、古典の中の空海の作品を勉強しているうちに、この様な表現方法を見出しました。「魂」はダイナミックで力強い表現にする為に隷意を多用しました。

「笑」
人は楽しい時、自然に体が動きます。笑うことは体を動かすことに通ずるものです。
「笑」という文字を書くとき、私が最も重要視したのは動く姿です。しかも、子供の表情です。この筆文字ロゴもまた、書道家の域から外れない送筆を心がけ風舞書の原理原則に則って書きました。

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