本日10月5日、有吉弘行が総合MCを務める「有吉弘行のドッ喜利王」(TBS系)の収録が行われ、有吉と出川哲朗がその後の囲み取材に応じた。
これは芸人たちが出した大喜利の回答通りの状況を、忘れた頃に作ってリアクションを採点していく新感覚のバラエティ。今年6月に「芸人即引退!」と銘打ってニセの大喜利番組の収録が行われており、そこで披露されたユニークな回答を再現したドッキリロケが9月に実施されている。演出を手掛けたのは「クイズ☆正解は一年後」や「水曜日のダウンタウン」などで知られるTBSの藤井健太郎プロデューサーだ。
前半の大喜利パートにはバカリズムが、後半のドッキリパートには出川哲朗が登場。各分野を得意とする2人はそれぞれのパートで有吉とともに採点を担当した。
挑戦したのは、FUJIWARA原西、安田大サーカス・クロちゃん、千鳥、野性爆弾くっきー、バイきんぐ、ずん飯尾、デンジャラス・ノッチ、小島よしお、品川庄司・庄司、スピードワゴン、鳥居みゆき、アンガールズ田中、ダブルブッキング川元、ニッチェ、チョコレートプラネット、厚切りジェイソン、マテンロウ・アントニー、三四郎、おかずクラブ、新宿カウボーイかねきよ、あばれる君。「こんな心霊ロケは怖がりづらい。一体なぜ?」「楽屋で謎のボタンを発見。押したらどうなった?」「意外!あの人ラジオではこんなキャラなんだ。誰のなんてラジオ?」といったお題で大喜利を展開している。
収録を終えた有吉は、「(企画を聞いたときは)成立するのか心配だった。大喜利の段階ではいざこれがドッキリになるのか予想がつかなかったけど、こうなるのか!と。大喜利もドッキリもどっちもレベルが高かった」と満足そう。出川は「自分がやられるドッキリを自分で考えるっていう発想はなかった。番組のコンセプトが面白い」と新しいドッキリの形に興奮していた。
採点の基準について、出川は「ドッキリのVTRだけ見ても成立するもの」だといい、「小峠のV(=VTR)にはジェラ(=ジェラシー)でした!」と、大きな笑いを取った芸人を挙げて悔しがる。有吉は「面白いやつ。でもそうすると全部高得点になっちゃうからどれを低い点にするか迷った」と話し、どの芸人のVTRも楽しんだようだった。
放送は10月21日(水)。大喜利の回答、そして3カ月後にドッキリを引っかけられる芸人たちの反応に期待しておこう。