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【TPP大筋合意】
安倍晋三首相「国家百年の計だ」
安倍晋三首相は5日夜、首相公邸で記者団に対し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉が大筋合意したことについて「国家百年の計だ」と述べた。首相の発言の詳細は以下の通り。
--TPP大筋合意への受け止めは
首相「先ほど現地(米アトランタ)の甘利明TPP担当大臣からTPP交渉が大筋ですね、合意したと、合意に達したとの報告を受けました。TPPは、価値観を共有する国々が自由で公正な経済圏をつくっていく国家百年の計であります。政権発足後、最初の日米首脳会談において交渉参加の決断を致しました。以来、2年半にわたって、粘り強い交渉を続けてきた結果、妥結に至ったことは、日本のみならず、アジア太平洋の未来にとって大きな成果であったと思います。政権発足以来の大きな課題に結果を出すことができたと思います。