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「定時制高校の教師時代に向上心を得た」10月5日 23時43分
ノーベル医学・生理学賞を受賞することが決まった大村智さんは、大学を卒業後、一時、定時制の工業高校で教師をしていました。生徒たちが仕事のあとに勉強している姿を見てショックを受け、自分ももっと勉強しなければならないと思ったということで、記者会見では高校の教師時代の経験の大きさを語りました。
大村さんは、山梨大学を卒業したあと、4年ほど、東京・江東区の都立墨田工業高校の定時制で教師をしていました。
大村さんは、仕事のあとに手が油で汚れたまま期末試験を受けていた生徒の姿を見てショックを受けたということで、受賞後の記者会見では、「こういうふうに勉強している人がいるのに、私はなんだと思いました。もっと勉強しなければいけないと思いました。何でも知っている先生になろうと思いました」と述べました。
東京理科大の大学院に進んだあとも昼は大学院で勉強し、夜は高校で生徒を教える日々が続いたということです。
墨田工業高校の小林晶代校長は「今学校に通っている生徒や教員にとっても大きな励みになります」と話していました。
また、定時制の3年生の男子生徒は「この学校の生徒であることを誇りに思います。友達や家族に自慢したいです。自分ももっと勉強しようと思います」と話していました。
大村さんは、仕事のあとに手が油で汚れたまま期末試験を受けていた生徒の姿を見てショックを受けたということで、受賞後の記者会見では、「こういうふうに勉強している人がいるのに、私はなんだと思いました。もっと勉強しなければいけないと思いました。何でも知っている先生になろうと思いました」と述べました。
東京理科大の大学院に進んだあとも昼は大学院で勉強し、夜は高校で生徒を教える日々が続いたということです。
墨田工業高校の小林晶代校長は「今学校に通っている生徒や教員にとっても大きな励みになります」と話していました。
また、定時制の3年生の男子生徒は「この学校の生徒であることを誇りに思います。友達や家族に自慢したいです。自分ももっと勉強しようと思います」と話していました。