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【ノーベル賞受賞】
元高校教師、スキーで国体出場も 学んだ「人まねをしないことの大切さ」…有言実行の大村流人生
小学3年のとき終戦を迎える。将来は農家を継ぐと考え「勉強は要らないな」と思っていた。両親も「勉強しなさい」とは言わなかったが、英語の勉強は熱心に勧めた。「後々、非常に必要になったので先見の明には驚いた」と話す。
祖母は「世のため人のために働きなさい」。中学の先生からは「いずれ村長になるのだから、勉強を頑張らないと」と言われた。
サッカーや卓球などスポーツが好きで、高校2年のときからスキーに夢中になり、クロスカントリーの選手として国体に2度出場するほど上達した。