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経済再生相が会見「大きな戦略的な意義」
10月6日 0時08分

甘利経済再生担当大臣は日本時間の5日夜、記者会見し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉が大筋合意に達したことについて、「普遍的価値を共有する国々と新たなルールを構築したことは大きな戦略的な意義を有する」と述べ、意義を強調しました。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合が終了したことを受けて、甘利経済再生担当大臣は、日本時間の5日夜、アメリカ南部のアトランタで記者会見しました。
この中で甘利大臣は、TPPの交渉が大筋合意に達したことについて、「国益にかなう最善の道を追求するという大きな目標を掲げ、政府一体となって、困難な交渉を乗り越えてきた。12か国がTPPのもたらす未来を信じ、粘り強く交渉し、大筋合意を達成できたことを本当にうれしく思う」と述べました。
そして、甘利大臣は「関税の削減、撤廃だけではなく、幅広い分野で21世紀型の新しい貿易、投資ルールを構築するTPPにより、ひと、モノ、資本、情報すべてが自由に行き交う巨大な経済圏が誕生する。域内の資金が日本の投資市場に集まり、地方の活性化が期待される」と述べました。そのうえで、甘利大臣は「自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的価値を共有する国々とともに、新たな通商ルールを構築したことは、大きな戦略的な意義を有している。TPPが打ち立てた高いレベルのルールが世界のスタンダードになっていくだろう」と述べ、意義を強調しました。

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