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組み体操で事故相次ぎ過去10年調査へ10月5日 20時14分
大阪・八尾市の中学校で去年・ことしと、組み体操の10段のピラミッドが崩れるなどして生徒が骨折する事故が相次いでいたことを受け、市の教育委員会は市内のすべての小中学校に対し、過去10年間に組み体操中に起きた事故を調べ報告するよう求めました。
先月27日、大阪・八尾市の大正中学校の運動会で組み体操の10段のピラミッドが崩れ、1年生が右腕を骨折したほか5人が軽いけがをしました。
この学校では去年もピラミッドが崩れるなどして、練習中も含め合わせて4人の生徒が骨折していましたが、おととしも組み体操の練習中に2人の生徒が骨を折るけがをしていたということです。
このため八尾市教育委員会は5日、市内のすべての小中学校44校に対し、過去10年間に組み体操中に起きた事故を調べ報告するよう求めました。
教育委員会では、組み体操の安全対策として教員を対象に講習会を開くなどしてきたということですが、事故が相次いでいたことが明らかになり「安全管理が不十分だった」としています。
教育委員会は事故の実態を把握したうえで、組み体操の安全対策などについて検討することにしています。
この学校では去年もピラミッドが崩れるなどして、練習中も含め合わせて4人の生徒が骨折していましたが、おととしも組み体操の練習中に2人の生徒が骨を折るけがをしていたということです。
このため八尾市教育委員会は5日、市内のすべての小中学校44校に対し、過去10年間に組み体操中に起きた事故を調べ報告するよう求めました。
教育委員会では、組み体操の安全対策として教員を対象に講習会を開くなどしてきたということですが、事故が相次いでいたことが明らかになり「安全管理が不十分だった」としています。
教育委員会は事故の実態を把握したうえで、組み体操の安全対策などについて検討することにしています。