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【芸能・社会】

幸四郎 森繁さん超え73歳座長に感慨 ミュージカル「ラ・マンチャの男」

2015年10月5日 紙面から

3年ぶりに「ラ・マンチャの男」公演の幕を開けた松本幸四郎(左)と新アルドンサ役の霧矢大夢

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 松本幸四郎(73)主演のミュージカル「ラ・マンチャの男」が4日、東京・丸の内の帝国劇場で初日の幕を開けた。1969年に帝劇初演された幸四郎の代表作。3年ぶりの上演で、この日で通算1236回目の公演となった。

 本番を前に会見した幸四郎は「初日というのは何度迎えても緊張しますね」。そして「帝劇が来年50周年を迎えるということで、このミュージカルの初演が46年前だから、同じ年齢を歩んできたんですね。僕も70歳を過ぎて前回とは違う。いろいろ経験したし、お芝居の中に自分の人生経験が垣間見える。そう感じます」と感慨深げに語った。

 森繁久弥さんが72歳の時に「屋根の上のバイオリン弾き」で主演したのがミュージカルの男性座長の最年長記録だった。記録更新に幸四郎は「笑うしかしょうがないね」と苦笑しながら「あんたが友人で良かった、あんたは本当に役者だ、とほめてくれた森繁さんも亡くなって寂しい」と森繁さんのモノマネを交えて話していた。

 共演にサンチョ役で駒田一(51)、アルドンサ役は新キャストの霧矢大夢(41)。27日まで。

 

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