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【社会】

「安保法成立強行 忘れない」 日比谷野音で抗議集会

プラカードを掲げ、街頭で声を上げるデモの参加者ら=2日夜、東京・新橋で(北村彰撮影)

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 安全保障関連法や原発再稼働、環太平洋連携協定(TPP)などに抗議する集会「安倍政権NO!☆1002大行進」が二日、東京・日比谷野外音楽堂であり、主催者発表で三千人超が、安保法の成立強行を「忘れない」との思いを新たにした。

 労働者派遣法の問題なども含め十二のテーマで安倍政権の暴走を止めようと、毎週末の脱原発デモを主催する首都圏反原発連合や、「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」などの団体が合同で企画した。

 上智大の中野晃一教授(政治学)は「問題の共通点は国家が暴走し、私たちを踏みにじろうとしていることだ。これは人間の尊厳を守る闘いだ」と強調。中野区の医療事務、大野菜々子さん(26)は「安保法成立後、デモが少なくなって寂しい『デモロス』だった。武器の予算を増やすのではなく、介護や医療の現場にお金を使って」と訴えた。集会後には新橋や銀座の繁華街をデモ行進し、アピールした。

 

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