私には子宮頸癌の疑いがあります=異形性があります
先日、こんなお手紙が区役所から届きました
と言っても、きちんと通院&定期検診を受けております
初めて、検査を受けたのは大学生5年の時に、たまたま市の無料健診を受けた時でした
正直、軽い気持ちで受けました
まさか自分が…
そして、検査後、一週間たたないうちに、Ⅲbと電話があり、すぐに大きな病院で精密検査を受けるように女医さんから淡々と伝えられました
そのおかげで今でも、医科を受診するとき、女医さんはトラウマです…
他医院でも冷たく対応された経験があり…
たまたまなんでしょうが
あまりに淡々と、予想外過ぎて、
微妙な知識がある、
私からするとショックで近くの川辺で一人で泣きじゃくりました
クラス1(陰性) 正常
クラス2(陰性) 炎症はあるが正常細胞
クラス3a(偽陽性) 軽度~中度の異形成細胞がある
クラス3b(偽陽性) 高度の異形成細胞がある
クラス4(陽性) 上皮内がんを想定する
クラス5(陽性) 浸透がんを想定する
診断の結果クラス3a以上の場合は精密検査を行います
そして、多少の知識があるからこそ、疑ってしまうのです
炎症とガンは顕微鏡、病理学では非常に似ているので…
だから私は手術を伴う結果により、セカンドオピニオンを求めます
医師により見解が違い、
病院や大学により治療方針や得意とするものが違います
研究や生存率だけを見るのであれば、
疑いの時点で手術をするのありだと思います
でも、人間の体には代用となるものはあっても不必要な臓器はないと
そして手術には副作用やリスクはゼロではありません
普通にしている、献血でも…
歯も然りです
特にわかりやすいですが、抜いたり削れば修復はないです
だから、患者さんのセカンドオピニオンも、選択肢も、現状と想像する予後を伝えて、意志を尊重します
そして、毎日を、ただよく食べ寝て過ごせる、
普通の日常でも、
小さな幸せでも、
感じられる人は幸せだと思います
私もたまに健診の結果がひかかったりしますが、それでも検査結果が良くなった時があります
だからこそ、定期健診と予防(免疫、知識)は大事だと痛感しています
ここも、歯科でも同じです
そして、
私はこの時に大きな病院に行き、死を意識し落ち込んだ私を時間を惜しんで励ましてくれた恩師に感謝しています
恩師のように、心温かい医師になりたい
患者さんの立場にもなれる医師になりたいと決意しました
どれだけ、私の不安が解消されたか…
明るくなれたか…
計り知れませんし、国家試験も頑張れました
私のターニングポイントだったのかもしれません
私の歯科医師としての成功の目標以外に、
同性である女性のために、
なんだかんだ、まだまだ社会で男尊女卑は残っているからこそ、
役にたてる強い自分になりたいです
そんな経験があるからこそ、
人の気持ちに敏感で、
毎日頑張れて、
小さなことに幸せを感じられるのかもしれません
今日は語ってしまい申し訳ありません
同じ不安を持つ方や、
応援してくださっている方に
毎日、笑顔で
当たり前のことにも感謝し
自分のベストを尽くしましょう
今日も1日お疲れさまでした