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エイ出版から、紙のデジタルかと整理についてまとめたムック本、「デジタル超整理術 (flick!特別編集)」が発刊しています。私も数ページではありますが、おじゃましています。
とはいえ「紙のデジタル化」という話題、もうさまざまな場所で話題になっていますので「わかってるよ、ScanSnapとEvernoteすればいいんでしょ?」と思う人も多いかと思います。
でも実際は、スキャンはもはや前提として、その後の効率的な利用のしかた、整理のしかた、活用の仕方に話はシフトしつつあります。このムック本はそうした基本から最新の事情までくまなくカラーページ満載で網羅しているところが、おすすめです。
最新の流れであるe文書法やレシート管理の部分は必見
ところで今回の私はちょっとちがった肩書きで登場しています。「Lifehacking.jpの堀」ではありません。本業である研究者の肩書きで取材をうけています。ちゃんと許可を得た業務ですよ!
というわけで私の海洋研究開発機構でのオフィスもちらりとちらりとご紹介。なにげにヘッドフォンや卓上のアナログツールも撮影されていて、ふだんの仕事環境が見えてしまっています。
ちなみにこの写真で私の背中の部分にある丸い地図は、北極を中心として描いたものであまりふだん見かけるものではありません。残りのページでは研究者にとっての文書整理についてまとめていますのでぜひ手にとってみてください。
数年前からのからのデジタル化の流れで、ようやく近年になって加速しているのが領収書のデジタル化です。法律的にもデジタル化した領収書が認められる環境が整いつつありますし、freee のような会計サービスはデジタル化した領収書をそのままデータ化できるように進化しています。
ようやく、これまで蓄積したノウハウとツールが一段の効率化に利用できるわけですね。
その背景となっているe文書法周辺の話題も見逃せません。知り尽くした話題ばかりかとおもったら、以外に押えておいたほうがよい法的な問題などがあるんですね。
スキャンした文書の法律問題については最適任のShio先生が登場。書籍のスキャンに関連して、丁寧な解説を行っています。
アナログツールの王者である「文具王」こと高畑正幸さんの活用術のページも読んでいて心躍ります。力あるゲストに挟まれて緊張至極ですね。
そして個人的にとても気に入ったのが、この紙焼き写真をScanSnap iX100で保存してゆく話題です。具体的なノウハウもさることながら、なんだか心強いことじゃないですか。古くて散逸するにまかされるはずだった紙の写真が、デジタル化によって新しいすみかを得るというのは。
というわけで、基本から、最新の話題まで追ってある「デジタル超整理術」、紙の資料の整理などを考えている人にも、また、職場でこうしたコンセンサスを生み出してゆこうと考えておられるかたにも、今を切り取った一冊としておすすめです。
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