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シリア大統領 ロシア主導が唯一の選択肢10月5日 4時50分
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内戦が続くシリアで、ロシアが提唱するテロとの戦いについて、シリアのアサド大統領は「うまくいかなければ中東全体が破滅の道をたどるだろう」と述べ、テロとの戦いは、ロシアとシリア政府が主導するのが唯一の選択肢だとしてアメリカなどを強くけん制しました。
シリア情勢を巡っては、ロシアのプーチン大統領がアサド政権を支援してテロとの戦いを進めるとして、過激派組織IS=イスラミックステートなどに対する国際的な連合を提唱し、ロシア軍が空爆に乗り出しています。
これについて、アサド大統領は、4日放送されたイラン国営テレビとのインタビューで、「ロシア中心の連合はテロと戦ううえで結束しており、真の成果をもたらすだろう」と述べました。そのうえで、「これは成功しなければならない。うまくいかなければ1つ、2つの国だけでなく中東全体が破滅の道をたどるだろう」と述べて、テロとの戦いはロシアとシリア政府が主導するのが唯一の選択肢だとして、アメリカなどを強くけん制しました。
また、アサド大統領は、アメリカなどが退陣を要求していることについて「シリアの未来を決めるのは外国の勢力ではない。政治システムや誰が国を統治するかを決めるのはシリアの国民だ」と述べて、選挙で選ばれたとしてみずからの退陣を拒否しました。
これについて、アサド大統領は、4日放送されたイラン国営テレビとのインタビューで、「ロシア中心の連合はテロと戦ううえで結束しており、真の成果をもたらすだろう」と述べました。そのうえで、「これは成功しなければならない。うまくいかなければ1つ、2つの国だけでなく中東全体が破滅の道をたどるだろう」と述べて、テロとの戦いはロシアとシリア政府が主導するのが唯一の選択肢だとして、アメリカなどを強くけん制しました。
また、アサド大統領は、アメリカなどが退陣を要求していることについて「シリアの未来を決めるのは外国の勢力ではない。政治システムや誰が国を統治するかを決めるのはシリアの国民だ」と述べて、選挙で選ばれたとしてみずからの退陣を拒否しました。