睡眠欲を越える欲求もあるというお話
いまこれを眺めてたわけです。
気になるフレーズを発見。
「だって、食べながら寝てしまう人はいるけれど、寝ながら食べる人はいないじゃないか。」
僕の短い三十数年の歴史で(ごめん、サバ読んだ)たったひとりだけ「寝ながら食べる」男がいました。それは大学の同期。仮にF君としましょう。彼の特技がまさに「寝ながら行うあれやこれや」。
彼の伝説の幾つかでも書いたら寝ましょうかね。
寝ながら返事をする
ホントはダメだとか言いますけどね。寝言に返事したら早死するとかなんとか。でも彼の場合、こちらからの問いかけに返事をしてくれます。「うん」「ううん」と二者択一。これで本人に気づかれずに「彼の好きな女子の名前」がわかったりしました(笑)まぁどうでもいい女子やってんけどw
寝ながら飲む
寝ながらお茶も飲んでくれました。ちゃんとごくごく飲んでくれるんです。お茶は飲んでくれましたが、日本酒は口に含んだ途端にぴゅーと吹き出しました。アルコール検知機能がついていた模様です。
寝る瞬間がわかる
これもなかなかの特技でした。自分が睡眠に落ちる一瞬を理解していたらしく「ああ、寝てしまう!お前たちまた俺が寝たらなんか悪いことするんやろ!やめとけよ!あああ、でも寝てまう・・・あかん・・・ねてまう・・・( ˘ω˘ )カクッ」
「よーし寝たぞ!!!今日は何して遊ぶ?」と大盛り上がりしたものです。
寝ながら食べる
そう、まさに寝ながら食べるんです。すこし塩気のあるものが好みだったようです。一番のお気に入りがタイトルの通り「かっぱえびせん」。ちゃんと咀嚼してごっくんと飲み込みます。
そして最大の珍事、かっぱえびせん大量食い事件が起こるわけです。
めんたいこ味っておいしそうだなぁ。
「かっぱえびせん大量食い事件」とは
それは合宿中の明け方、朝5時頃に始まります。
起床時間は7時頃、まだもう一眠りできる時間です。そこで誰かがたまたま目覚め、ちょっとお遊びをしようと思い立ちます。
「いつもはちょっとだけ食べるかっぱえびせんをF君はどれだけたべることができるのか」についての研究。
そしてF君以外は全員叩き起こされる。でもその研究内容を聞くと目覚めの大爆笑。突如として「チームかっぱえびせん」が結成されます。そして新品のかっぱえびせんを開封し、彼の口に少しづつ突っ込んでいったわけです。
もぐもぐもぐ・・・ごっくん。もぐもぐもぐ・・・ごっくん。
時にはお茶を飲ませ、気を使いながらの作業です。彼が起きてしまえば元の木阿弥。慎重な行動が求められました。そして結果、かっぱえびせんをほぼ一袋分を召し上がり受け付けなくなったのでした。
しかしその後、彼から思いもよらない一言が
朝の5時から6時頃にかけてゆっくりとかっぱえびせんを大量に食べた彼。そして合宿ではいつもの朝を迎え、7時すぎには朝食の時間です。
みんな眠い目をこすり(早起きしてるから)朝ごはんを食べます。しかしF君は不思議そうな顔をして箸の動きがとても悪い。まさか体調でも悪いのだろうか・・・
するとF君は不思議そうにこう言うのです。
「なんでやろ、今日は朝ごはん食べる前からおなかがいっぱいやねん」
チームかっぱえびせんは大爆笑してしまい、彼に事の顛末を報告。大いに叱られたのでした(笑)
まとまらないまとめ
人によっては寝ながら食べ物を食すことができる。