今日は、お料理教室もプロの料理人も教えてくれないレシピを紹介します。
さて、どんなレシピでしょう〜???
それは、ちょっと残念なお魚をおいしく食べる方法。
ははは(乾いた笑い)
こういう事って、日常ではよくあるのですが、お料理教室では教えてくれませんよね。
でも、知りたい。。。
例えばね、 お魚を買ってみたものの、こんなことが起こってしまったことはありませんか?
- 家族が突然の宴会で、ご飯不要! って、何?
翌日お料理しようと思っていたのに〜
- こてこての残業〜っ!! 仕方ないので、残業ごはんに変更しました。
- あまりの忙しさに疲れ果て、外食にしちゃいました。
- 急に取引先から、お食事に誘われました。。。こっ断れない。。。
こんな理由で、ちょっと鮮度が落ちて残念になってしまうお魚。
いつもと同じ調理法ではおいしくないけれど、、、
こういう素材も、美味しく食べて、成仏してもらわなくては!
ということで、今日は少し鮮度が落ちたお魚を美味しく食べる方法の紹介です。
これは先日紹介した「鰈の煮付け」と調味料はほとんど同じですが、量と使い方が異なるので気を付けてくださいね。
金目鯛の煮付け
完成写真は、こちら。
材料 2人分
- 金目鯛など 2切れ
- 生姜 1片
- 日本酒 カップ1/2程度(鍋の大きさによる)
- みりん 大さじ2
- 醤油 大さじ1
作り方
- 金目鯛はよく洗い、特に内蔵側の血合いをキチンと取り除きます。これで臭みの原因がぐっと減ります。
- 生姜1片は全部すり下ろします。
- フライパンか底の広い鍋の底全体に、深さ5ミリくらいになるように日本酒を入れます。
- すり下ろした生姜、みりんを3に加え、中火で沸騰させます。この時、あれば長ネギの青い部分を一緒に入れてください。
- 沸騰した煮汁に金目鯛を入れ、再沸騰するまでは中火、沸騰後は弱火で加熱します。
- 煮汁を魚の上面にスプーン等でかけ、上からも火を通します。
- 魚の表面に軽く火が通ったら、醤油を煮汁に加えます。
- 途中で煮汁を回しかけながら加熱を続け、煮汁がほとんど無くなったら完成です! 長ネギの青い部分は、臭み取りなので食べずに取り除いてくださいね。
煮魚に添える野菜は、焼いた長ネギがおススメです。
このお料理、というか対策のポイントは3点。
- 水ではなく日本酒を使う。
- 生姜は皮付きのまますり下ろす。
- お醤油を、通常より早い段階で加えて、味と香りをしみ込ませる。
この3つです。
中はこんな感じで、いつもより味がしみ込んでいます。
こちらは、鮮度抜群! では無くなってしまった切り身を美味しく食べる工夫です。
傷んでしまったお魚には使えませんよ〜。
傷んでいるかどうかはですね。消費期限を基準に、みなさんの五感をよ〜っく働かせて判断してくださいね。
この日の献立はこちら。
この時は、前の日に帰宅が遅くなって金目鯛が食べられなかったので、ちょっと残念にしてしまったんですよね。。。
作りおきが大活躍した、とある日の夕食です。
金目鯛の煮付け
秋刀魚のタマネギ煮
コンニャクの柚子味噌煮と菊花お浸し
お味噌汁(長芋ときゃべつ)
では、また。
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