再延長も薬や乳製品で難航…徹夜の協議続く
協議では、最大の懸案であるバイオ新薬の保護期間について、これまで対立していたアメリカとオーストラリアが「実質」8年の保護期間で一時、歩み寄っていた。交渉関係者によるとその後、この案に、製薬会社などが激しく反発した為、アメリカが再度調整に乗り出し、現在も、隔たりが埋められない状況が続いているという。
また、バターなど乳製品の扱いについても、アメリカはニュージーランドに対し市場開放の提案をほとんどしていない模様で、協議が難航している。
甘利経済再生相「(Q:更なる延長は?)私、帰りますから」
甘利経済再生相はこれ以上の日程延長は容認しない考えで、残り1日でどこまで協議が進むのか難しい交渉が続いている。