(台北 4日 中央社)林永楽外交部長(外相)は4日、米ニューヨークで行われた国連総会で、友好国16カ国が台湾の国連加盟を支持したとして、感謝の意を示した。
国連加盟支持を表明したのは、パラグアイ、スワジランド、セントビンセント・グレナディーン、ナウル、マーシャル諸島、ハイチ、ソロモン諸島、ブルキナファソ、セントクリストファー・ネイビス、ベリーズ、セントルシア、キリバス、ツバル、サントメ・プリンシペ、グアテマラ、パラオ。
一方で、友好国のうち、台湾の加盟支持を表明しなかったのは、バチカン、ホンジュラス、ニカラグア、パナマ、エルサルバドル、ドミニカ共和国。
中国大陸の習近平氏訪米の影響が心配されたが、支持表明国数は昨年、一昨年と同じで大きな変化は見られなかった。また、支持を表明しなかった国に対して林部長は「理解できる」とした。
(王承中、黄兆平/編集:齊藤啓介)