安倍首相:仏首相と夕食会 日本の常任理事国入りを支持
毎日新聞 2015年10月03日 21時01分(最終更新 10月04日 00時39分)
安倍晋三首相は3日夜、初来日したフランスのバルス首相を京都市の京都迎賓館に招き、非公式の夕食会を開いた。バルス氏は「価値観を共有する日本との協力が重要」とし、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りへの支持を表明した。
また、欧州への難民流入問題を巡り「中東の安定化に向けた取り組みが重要だ」との認識を共有。ウクライナ情勢では平和的解決のため主要7カ国(G7)の連携を重視することで一致した。夕食会前には2人で庭園のコイに餌を与えるなど和やかな雰囲気だった。
両首相は5日に首相官邸で会談し、年末にパリで開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)での協力や、原子力エネルギー政策などを議論する。【前田洋平】