Image Image Image Image Image Image Image Image Image Image

Borderless セブ島のWEB屋 | October 4, 2015

Scroll to top

Top

No Comments

日本でWEB制作会社はもう厳しいと思う。って話。

日本でWEB制作会社はもう厳しいと思う。って話。
  • SumoMe

2年くらい前だったかに、btraxさんの「アメリカでWeb制作会社が存在出来ない5つの理由」っていうポストを読んで衝撃を受けたんだけど、この前日本帰った時、後輩がweb制作の会社やるって言ってたけど、もう日本でも単純な制作会社は無理だなと思うんですよ。

記事を読んだ当時はフリーだったのであんまり厳しさがわかってなかった部分があったんだけど。
そもそもこの業界って費用はほぼ人件費なわけです。
もし50万で制作の受託を取って、給料25万の社員が2人関わったら50万。会社が負担する分の保証と家賃とかいれたら、2週間以内で上げてもらわないととてもじゃないけどペイできないわけじゃん。
それって相当きちぃな。

ちなみにwebを知らない皆様はホームページ制作で50万ってどう思いましたか?
保育士やってる僕の友達は「高!!ホームページって5万円くらいで作れるとおもってた。」と言ってたけど、多分世間の認識ってそいうレベルなんだと思う。

小規模の会社じゃシステム関係抜きで100万こえるような案件は中々とれない。
たまに大手からの3次受けが回ってきたりするけど、大手だと3次でもこんな値段なのか!とビビることはあるけど。

制作は手間な割には儲からない。
以前web会では結構有名な会社の社長さんとご飯食べた時も「制作はもう厳しいですねー」って言っていて、この値段で取れてるこのレベルの会社でもそうなのか。。。と少しショックを受けた。まぁでもかかる人件費考えればそうなんだよな。

周りをみててもここ2年くらいで、付き合いがあった伸びてるweb制作会社は完全に、制作からマーケティングやコンサルの方向に移行してるなーと見ていて感じた。
気がついたら会社のHPに制作のメニュー無くなってる!!みたいな。

でもこれができるweb会社さんってどんな会社さんかっていうと、直クライアント系の制作会社なんすよ。
ようはお客さん直握りできてるから、マーケ関係の実績もつめるし提案もできてそっちに移行できる。
マーケティングができるからこそ制作単価も上げやすいし、手間と費用がかかる制作は外注に投げちゃえばいいから利益率をあげやすい。

日本もここ数年でフリーでやってる人の数が結構増えたと思う。
ランサーズやクラウドワークスみてると、フィリピンでやってる自分ですら「マジか・・それで食えるのか。。。」って言いたくなる価格の案件は沢山あったりする。

外注コストの低下、フリーも増えた、更に簡単に作れる系のツールも増えてきて、制作を会社でやるのは相当難易度が高くなったとつくづく感じる。
単純に作る技術だけなら正直コスト半分以下のフィリピンのエンジニアも全然日本人に引けを取らないと思ってますし。

10人こえる規模で単純制作メインのとこは、もう日本では無理なんじゃないか。
少人数でやるか(ただ数こなさないと儲からないけどね)フリーが集まったような、オフィスレスのチームでやるか。

btraxさんのブログにあるように
”単純に”つくる”だけでは生き残れない。なんらかのかたちでクライアントを成功に導く所までが仕事とならなければならなく、多くの制作会社は最終的には、ブランディング会社、広告代理店、PRエージェンシーなどに進化を遂げる事で生き残りを実現している。”
ってあるけど、まさに日本の制作会社もそうならざるを得ないじゃないかな。

ただある意味そこにうちで取れそうなマーケットがあるなとは思ってるけど、やっぱり作るなら長期的にお互いの成果が出るようなものを作りたいですね。
なんだかんだこの一年で、売り上げ数百出たLPや数千出たマーケティングサイトにも関わらせて貰ったので、単純制作以外で長期的にやっていけるクライアント様も募集中です。
また、フィリピン人をかわりに雇用して欲しいという要望もあったので、そういうプランも用意しようかと思ってるのでご興味ある方はご連絡くださいませ。

お問い合わせ

そんなこと考えながら、「ザ・プラットフォーム―IT企業はなぜ世界を変えるのか?」読んでたら自分の小ささに絶望した。


にほんブログ村 海外生活ブログ セブ島情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

海外就職 ブログランキングへ


Next Story

This is the most recent story.

Submit a Comment