テキスト比較ツール difff《デュフフ》ver.6.1 English | Japanese 旧バージョン (ver.5)

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 ふい叩かれた。 覚えのある制服を着た見覚えのある人物が、少し先、道阻むように立っていて足を止めた。
振り向くとニコニコ笑ている男子生徒。制服は僕らと同じ高校のものじゃない。大津和学園の制服を着て きバス停にた人だ
「見た目ぱっとしないけど、結構目敏いね。見直 凡庸にえるけど意外と鋭んだ、‘ぃちゃん'
「!」
 褒められるのか貶されているか良分からい。僕は皆乗り込んで人気のないホームで途方にくれる にっこりと笑っ壁に寄りかか人に呼びけられて心臓が跳ねた。
どうして先にここに。
どうして私名前を。
何故だろう。
胸がざわざわする。
ひど、嫌予感消えない。
 逃げなきゃいけないと思う。でも足はまだ走れるほど回復していない。逃げ切るだろうか。冷静に考えながでも胸の奥で激し怒りを感じ 「しぃちんが思ず怪我んてしてちゃうから俺、随分待たさたよ。予定大狂。早めに回復しくれて良かっ
 なんで僕ばっりこんあうんだろうって憤った。運命を呪った 何の話をされているわからいの、訳の分からないひどい危機感が募っていく
万里が行儀良いからどんな奴だろうって皆で話してたんだよね〜 つが随分大人しく接してるからどんな子かと思って皆で話してたけど、やっぱ普通の子に見えるんだけどなぁ。・・・・俺のこと覚えてない?一度和泉と一緒に会ったとあると思うけど
和泉。
 万里あいつの顔がに浮かんで僕はぶるり身体を震わせた。そうすると彼は小ばかにするようにった。 水上 和泉
の顔が脳裏に浮かんで、さっ血が冷えた。
そして同時に、目の前の人物も思い出した。
そうだ。
初めて彼会った日、彼と一緒に電車に乗っていたちの1人だ。
当人を脳裏浮かべて、思わず湧き上がった得体の知れない恐怖に無意識に身体が引く
万里 行儀の良い万里でも恐い? 困っちゃうね 和泉い?あれでも随分大人しくしてるのに
どこか嘲るように苦笑を浮かべられた。
面白ちっとも困っていいくせ彼はおどけて渋面を作る。 「しぃちゃんも馬鹿だねぇ。和泉お行儀良く接しくれいるうに言う事聞いておけばもっと穏便に済んだかもな
 少しでも彼距離とりたく後ろがる。緊張のせいか寒さのせか捻挫し足が鈍い痛みを訴えてくる。重の移動上手くできなくてよろける彼が腕で支えてくれた やれやれ、振っ肩を竦めるその仕草は、馬鹿されている気る。
逃げた
今すぐここら逃げたと思っ
でも何故だか、足がえて凍りついたように身体が言うことを聞かない。
だろう
「その足? でも万里の前痛いって言わなでくれ?」 すごくすごく嫌な予感しかしな
まる絶望がすぐ近くを這っているかのように。
 意味分からなくて見上げると彼はにっこりと笑った 吐き気収まらな
「とりあえず移動しよ?」 「とりあえず場所さない?」
いていくのなんて絶対に嫌。助けを求めて辺りに視線彷徨わせる。とあえず駅員さがいるから改札大声を出せばけると思う さっきからずっと何も言わず立ち尽くす私に、彼は穏やかげに笑かけきた。
笑顔は、なんだかあの人わせるような偽を孕んでい
 彼はポケットごそごそ 脳内で鳴り止まない警戒音に視線きつくしながらじりじり距離を取ていく
「素直にいてきてくれそうにない。じゃあ、寝てて?」 やっぱ素直にいてくれない。じゃあ少し眠っててくれない?」
ポケットから出したのを身体に押し付けらバチン音がして、すぐに意識なくなってしまった。 言いながら彼はあっという間に距離を詰めつつ、制服のポケットから取り出したハンカチに親指程の大きさ小さなスプレー流れるように吹きつけ、私の口と鼻に押し当てた。
「!うう゛!?」
はほんの数秒のことで
抵抗する間もないそれに驚いて声を上げようとして、一呼吸の間でぐらりと頭は傾いた。
崩れる身体を自覚ながら、そのまブラックアウトする世界に沈んでいった。
 誰か頭を撫でている。ま眠っていたいのに邪魔をする今度はぺたぺたと顔に触れて。冷たい指先唇をなぞってくる。頭を振ると今度は首筋を伝って鎖骨を確認するように移動する 身体ひどく気がした。
身体中を誰かに触れられてる感覚る。
額、頬、唇、首筋、耳、髪
 手で払おうとすると握りこまれる。柔らかい手首を這う身体がくてまだ覚醒しくな無理矢理意識を沈みこませようとするとチリッ手首が痛みを訴えた。 愉しげに偲び笑微かな声撫で摩られる感ひどく不快で
「ぅ・・・・・・・・」
変に重たい目蓋を無理やり、ゆっくりだけどこじ開けた。
「ああ、気がついた?」
 我慢できなくて目を開ける。見慣れない部屋のベッドで寝かされていて、瑞浪俺の手握っていた。 目を開けて、吐息触れ合う程間近にこちら覗き込む相手に一気に頭が冴えた。
…… 「っ」
自分の手を取り返そうとするけど逆にベッドに縫付けられしま。瑞浪が体重を感じさせない軽い身のこなしでベッドがった。僕を跨いで見下ろしてくる。 いて飛び起きよて、も覆いかぶさるような相手、身動き取れなかった。
みっちゃん、久しり」 「久し、しぃちゃん
にっこりと笑顔を向けられ、混乱する。
この分からない状況似つくな言葉自分のおかれている状況がいまち理解できなくてれは夢なかとすら思ってまう。だって信じたくない。見知らぬ部屋でベッドに寝かされて馬乗にされていなんて目前で見せ付られても「嘘」って言いたくなる。 どうやらど部屋ベッドされていたらしい。
室内には真ん中に置かれているらしいこの大きなベッドない。
そのベッドに込み、私を至近距離で覗き込むのは恐怖を覚え人物。
水上 和泉。
目が合うだで、隣に立つけで鳥肌が立つ程恐怖を覚え
「十日ぶりだね。やっと会えた」
んで……」 ぜ彼がいるのか。
一番話したくない相手に説明してもらわないといけないのって辛い。し体勢で 一番会いたくない相手だった。
どうして私はここにのか
ここはどこなのか
 瑞浪は小首傾げそうに笑 意識失う前のことなどがぱっと脳裏に蘇っ、頭は一気に混乱た。
にここと朗らかな顔を見せる彼に視線だけで身動きを封じられ、頬を撫でられ怖気が走った
「友達って持つもんよね〜みっちゃんの友達は俺かみっちゃん隠すし、俺の友達はみっちゃん連れてきてくれるし」 いやだ。
ないで。
 友達あのホームにいた奴だろうかぞくりと身体を震わせると瑞浪は大袈裟に眉を寄せた。 こわい
逃げた
すけて
身体が、自分ものじゃないみいに強張っている
みっちゃんスタンガン押つけられ驚いたよね。でも火傷はしてないから安心して。坂本のこ殴っといたから忘れてれる?」 どうして・・・・」
「ごめん?麻生が薬なんか使って。でも薬じゃなかったみたから安心して?ちゃんと殴っといたからね。気分は悪ない?」
 瑞浪は俺の耳朶を指で挟んで弄ぶ。じっと見下ろされて目が逸らせなくなる。逸ら負けな気がす。すで負けて体勢だけど 掛かよう馬乗りで拘束される。
俺ね、みっちゃんが俺以外の男に怯えるのって我慢できな。見ていよ 、離し・・・・ッ!やっ、触らな・・・・・!
いたっ……」
瑞浪の穴があきそうな凝視に耐えかねて身体を捩ると捻挫ている足が痛む。瑞浪はすぐに付いて俺の上から退とテーピングをしている足首を撫でた。 「しぃちゃん?分は、悪い?」
「痛い?」
何気く聞かれたけど、不穏な気を感じて返答に困る 答えのいのに苛立ったの寄越された視線の強さに不穏な気を感じ
『その足、痛い? でも万里の前で痛いって言わないでくれる?』
 駅であった男、坂本(?)言われたこを不意に思出す 瞬時ぴり、緊張感が走る
痛くいよ。重かったから痛かっただけ… ・・・な、何、も・・・・
んで僕が痛みを我慢して誤魔化さないといけないんだろ。頭のどこかで反発するけど、普通じゃい瑞浪への対応は友達のほう上手いはずだから従う事にした。 何故か答えなければ重大過失に繋がりそうながして、冷や汗が流れた。
 瑞浪は明かりがついたみたいに笑。上機嫌にった 途端、纏空気が、不穏ものから明るく替わる
かった。あの女、みっちゃんを傷つけて許せないよね。自転車壊せって言っただけなのに、みっちゃん怪我させて。顔が変るくらい殴っ気が治まらないったら……」 そう?よかった。でもきとしぃちゃんも悪いよね
「────ッひ」
虹彩を覗き込むよう間近笑まれ、怖気がった。
 瑞浪が屈んでそとテーピングが巻いてある足首に口付けた。
みっちゃんはあの女顔覚えてる?」 気持知ってて蔑ろから」
屈んだまま首だけこらに向け静かに聞いくる。首を横精一杯だった。決して狭いわけではない部屋に二人きり。なのに息苦てどうしようもな。身体が強張っ自分のものじゃないみたい。
きっとバチ当たったんだね?と
「は、はなして・・・!どいて・・っ」
 恐い。
いよ 怖くてくて
猛獣と同じ檻に入れられた気分。息するも恐い。 なんだか猛獣をにして気分だった。
「ねえ、みっちゃん」
瑞浪が枕元腰掛けて頭を撫でてくる。起き上がろうとすると肩を押さえて上半身を傾けて圧掛かる素振りを見せるので力を抜いベッドに横たわる。瑞浪はまるで褒めように笑った。
「気いてと思うけど、俺がその気になればみっちゃん一人拉致簡単んだ だぁめ。ねぇしぃちゃん?僕ね。いてるかもだけどしぃちゃんをこうやって拉致しちゃったり、犯罪まがいこと結構簡単に出来ちゃうんだ」
 寝転んでいて見下ろされるのは落ち着かな。無防備すぎて過敏にる。特にこいつと同じ部屋じゃあ尚更だ。 いながら片手頬や耳や首筋、鎖骨を這うように撫で擦
「それでも俺無理に思い通りにしようとしなかった。その点を買ってくれ?」
 意識ていないのに心臓がどくどく高鳴って呼吸が速くなる。瑞浪が何を言いいのか予想がつかなくて恐い。って聞いていっと良いことはないだろうと思う。耳を塞いでしまいたいのに手を動かすのも憚られた。瑞浪は視線で僕をベッドに縫い付る。 目を逸らいのに、視線に絡め盗られように動ない。
「でもね。僕ってば随分行儀良くしぃちゃんに接してきと思わな?電車時間換えられたり、避られたり、約束すっぽかされても怒らなかったし、黙って電車からバスに乗り換えられたりしても学校にも家にも乗り込んだりしなかったし。そこらへん、誠実だったって買って欲しなぁ」
「会う約束したのにすっぽかされても怒らなかったし、その後電車に乗ってこなくなっても家に押しかけたりしなかった
 彼の言葉に目を見開くと瑞浪は待っていたとばかりににった
にこ笑いながら、屈みこまれて、額や頬に唇を押し付けられる
「東京都◎×区△▼台2−1−10自宅電話番号は03−………―…………携帯は080-××××―×××× 恐い
気持ち悪い。
異常な雰囲気と現状に、極度緊張で呼吸が苦しい
「い家・・・・?
「ど…して。どーやって……」 家に乗り込むという言葉に嫌な予感が溢れ出くる
 震える舌は思うように回らない。瑞浪は悪戯が成功したのように輝かせた。 呆然と呟くように言う私に悪戯子のように彼はにんまりと口角歪めた。
個人情報保護なてクソ食らえだよ。そ気になれば何でも分かる情報網大切にしいとね しぃちゃんの住所は東高野2丁目16番地携帯番号は0*0********。誕生日は1999年10月26日。B型。花寺はなでら高校2年5組出席番号17番
 瑞浪はふいに僕に覆いって額をこつんとつけ。至近距離で笑う。吐息が口にかって不快だ。 すらすらと聞かさそれは、紛こと無き私の
っこりと瞳を輝せて彼は合ってるでしょ?と微笑んだ。
からってとっても行儀良くみっちゃんにしてると思わない?その気になればいつでも捕まえられたのにちゃんとみっちゃんの意を尊重してし」 なんなら先週の小テストの点から出身中学の成績とか両親の勤め先に収入しぃちゃんのスリーサイズから既往歴まで知ってるけど・・・・まだ聞きたい?」
「・・・・・・・・・な・・・・・・んで」
「しぃちゃんのこならなんでも知ってるよ。言たでしょ?それくらいなら出来ちゃだよ。ね?僕お利口にしてたでしょ?その気になれば捕まえられたのに、しぃちゃんの意を尊重して無理強いなかった
「重よ……」 心臓が、どくどくと脈打ってた。
顔を背けてじたばと動く。上られているので自分ではどうしようもない。 跳ね除けて逃げ出しいの視線に縫いとめられて動けない。
 頬に唇押し付けられる。耳朶を含まれ息吹きれる。泣きそうにている下半身違和感を感じる。信じたくない。信じくないけれど 、何いいたいのかわからな
わからいけど、恐く仕方な
「────だからねぇ?しぃちゃん」
「ひっ」
擦り寄ように下半身を押し付けられ、その違和感に喉が引き攣った。
 瑞浪が腰を押し付けてくる。かない振りなんてできないくらいのを押し付けてくる 足の付け根に押し付けられた、怖の走る、だが確かな熱と肉の塊
あっ……」 今のうちにと付き合うって言っ?僕そろそろ我慢も限界なんだ
「みっちゃん、俺が行儀良くしているうちにと付き合うって約束しよ。そろそろ我慢も擦り切れそう
震える手で瑞浪の肩に手をつく。渾身の力で自分の上から退かせようとするのにぴくりとも動かない。 震える手で、逃げ出そうとしてみても、ぴくりとも動かない。
「返事は? みっちゃん。ちゃんと意思表示して しぃちゃん?お返事は?」
「やだよ。そんの嫌だ。付き合うって何? 友達にもりたくない。だって僕たち他人同士だろ?」 優しげ笑みを浮かべがら、でも有無を言わさない空気に、圧迫される
恐くて怖くて。
  瑞浪はきっぱりと断ると僕かられた。彼には婉曲表現が通用だけで、はと嫌ればやめてくれるだけの常識はあるようだ。僕は心底ホッとして身体を起こす 「・・・・・・・・・・い、いや・・・・!嫌!嫌!!離してっ!やぁ!!」
半ば、恐慌状態で首を横に振ら暴れる私、覆いかぶさるようしていた身体を、彼はゆっくりとき上がらせて離れた
ふぅ、と大げさな程のため息をつきながら。
みっちゃん頭悪い。でもなところも可愛いよ しぃちゃん頭悪いなぁ・・まあういう馬鹿なところも好きだけど
 大津和学園の生徒に頭悪いと言われたら反論でない。もちろん面と向かってそんなことを言われれば腹が立つ。自然と眉間に皺寄る 拘束が解かれて慌てて押し倒された体制かり、距離を取った
「ふふ。・・・・・・・・・・・ふふふふ」
 気分も悪いし、さっさと家に帰ろうと床を見渡す。どこかに鞄は落ちていなか……。どこもな。もしかして鞄は運んでくれなかったとかホームにいた瑞浪の友達は親切うに見えなかった。 そのまま逃げようとした瞬間、ふいにた彼が突然笑い出して。
れがまるで狂人じみていて、ぞとした。
みっちん。最後に聞くけど俺のこと思い出さない?」 あ仕方ないよね俺・はね、しぃちゃんを服従させいわけじゃないんだよ?でもどうようもないよね?ぃちん解かってくれないんだから。切ない気持ち、察し欲しいなぁ」
瑞浪の言動は意味不明変な奴に捕まっちゃたな〜。友達もんだし僕にはこれ以上関わらないで欲い。友達じない他人同士だって言ったのに何で通じないんだろう。
「言ってる意味が分ない
 ベッドに座っ床に足をつける。
一応鞄の事を聞いておこ顔を上げると瑞浪が泣きそな顔をてこちらていた。 顔を上げた彼はっそりとた笑み貼り付けていた。
「覚えてなんだ……。そう。俺は必死で探してたけど、みっちゃんにはその程度の存在だったんだ」 一人称が、つのまにか変わったけど、それ気を止められる余裕なく。
 瑞浪が俯いて僕は泣き出たのかと思った。同年代男が泣く場面ってあんまりい。僕は困って瑞浪観察す 纏う空気も濃密で底の見えなどす昏いものに変わっ、おぞまさに総毛だった。
のまま徐に彼は携帯を取出して、
「全員来い。名披露目なびろめ始め
 俯た瑞浪は酷く頼なく見えた。僕よりも背が高くて力も強いに。自信に溢れいる顔伏せられていて茶髪が纏いつく項だけが見える。その姿は大いはずの瑞浪を小な子供のように錯覚させる そう低声で言い放ち、携帯を放投げた。
と、突然制服ブレザーを脱ぎ落とし、ネクタイを外し始め
逃げろ、と頭の中で警告いて、突動かれるようにベッドから飛び降りた
 くすくすと瑞浪が笑う。肩が震えている。泣いてかと思ったらやっぱり笑っていた。心配して損した。 茶色ドアに向かって走る。
けれど、短距離を走ってドアノブを掴む前に扉は先に開かれた。
そこにいたのは、バス停の男と、他に見覚えのある男達だった。
支配たいわけじないだよ。でもどうしようもないよね? この切ない気持ち分かてくれる?」 「しぃちゃんたのアッタマ悪いなぁ
 顔を上げた瑞浪がに笑って携帯取り出す。 「和泉優しい顔してるうち言うこと聞いときゃいいもの
わらわらと入室る人波に押されるように、室内に戻された
「儀式を始める全員集合だ」 背後には水上和泉
前方には、4人の男達。
 携帯を閉じるとサイドテーブルに携帯を放る。勢い良く上着を脱ぎ始めて、着ていたものも近くのソファに投げる。 自分が、今真っ青になっていがわかる。
良くないことが起ころうとしている。
冷や汗が、止まらない。
瑞浪? 何、いや・・・み・・・・・みな・・・・かみ、く・・
ベルトに手をかけてかちゃかちゃ言わせながら瑞浪は笑った。 引き攣った声は、震えていた
万里でしょ。儀式が終わっ言うこと聞けないんなら次から殴るからね 和泉、だよ。何度も言ったでしょ終わった後そのままなら今度は殴る
儀式て何?なんて聞くまでもなく不吉な予感に身体が震えだす。もっと穏便に済ます方法はなかったんだろうか。今更悔してももう遅い。瑞浪の言った通り僕は馬鹿なんだう。頭が良ったく瑞浪話をあわせてこの部屋ら無傷で出らただろうに。 っ」
後ろから伸びてきた手にかれてベッドまた沈まされた
……」 俺、次期総帥 水上和泉とする。桜庭さらば 忍。証人はお前ら
 最後足掻きで取り成そうとするのに瑞浪は思い切り良服を脱いでしまっていてった。
「あっ、みっちゃんは脱がなくてい脱がせるのも楽しいからさ」 意味わからない。
 笑顔げられて固まっていると扉が開いてぞろぞろと人が入ってくる。ホームで僕に話かけ奴も混じっていた。全裸の瑞浪を見下卑た笑いを漏らし、口笛を吹いてはやし立てる。 いつのまにか彼は上半身裸、下半身はベルトもボタンもジッパーも寛げられていて、押下げられ下着から緩く立ち上がた下肢が晒されていた。
初め目に全く形状グロテスクな異物、さぁ、と血が下がった気がする。
 冷や汗うに背中を伝う。自分の顔真っ青だて分かる。手足が氷のように冷たくて上手く動かせ
手足が冷たくな
 誰か、こは性質の悪い夢だって僕のこを起こしてよ。これ以上こんな悪夢を見続けたくないんだ。早く。早く起こし!  何をさようとしているのか、わからない、なんて程子供じゃない。
「ぃ・・・・・・・・いや・・・・・・・」
 ベッドの周りを男たち囲まれる。たとえ瑞浪の手掻い潜っても彼に捕まるだろ。瑞浪は僕の前に立つ僕の頭にそっ手を乗せた 無意識って拒絶しなが、逃れようとずり上がろうしても、押さえつけられて
内田光久を俺の女にする。証人ここいる4人」 しぃちゃんってるだけでいいよ」
って意味が分からな。分かりたくもな
 顔の前瑞浪の下半身があってちょっと勃起してい同じ男だといっても他人の勃起してるもの見る機会なんてないからなんとなく遠慮して視線を向けると僕をここ連れてきらしい男と目が合った整った顔を不機嫌歪ませている。殴られたようなあって痛々しい。 っこり笑ってらを見下ろす彼の眼には、隠きれない情欲が燃えてい
いを求めて視線が彷徨い、ベッド囲むよう立つ彼ら目が行っ
バス停にの1人と目が合
に殴られたようなが痛々しい彼は、つまらなそうな顔に片眉をひょい、と上げて下卑た笑みを浮かべた
万里。みっちゃんと目が合っちゃった しぃちゃんに見つめられちゃった
はしゃいだ声は、でもどこか不穏なもの混ざっている はしゃいだ声は、作られた硬質な声音だ
へえっ。余裕だね。それとも万里魅力が通じないとか?」 和泉顔は好みでないのでは?」
 隣男が面白がって煽ると4人は一斉に笑 そんな周りちゃかすよな笑い声にも反応せず、私嘗めるように見下ろす彼は、恍惚げっと目を細めて唇を寄せてきた。
瑞浪は彼らの茶々を黙殺した。僕の頬覆うように手を添えてきて指先力が入思う自分の唇を押し付けてきた。
「んぅっ・・・・!」
 驚いて顔を引こうとしけど瑞浪の両手が覆うように固定されていて1mmも動かせない 拒もうとして、顎を押えつけら
 瑞浪は顔を横に傾けて僕と鼻が当たらないようにしていて、きっと相手が僕じゃなかった惚れ惚するようなラブシーン。映画のような一コマ。 何度もの角度変えられ食べるようにの唇を甘噛み
 まるで食べようとしていかのように瑞浪の唇は忙なく動く。何度も開い何度も僕の唇挟み込む。グネグネとした感触に唾液で濡た感触加わると幽体離脱したみいにどこか客観的でされるままだた僕も我に返る
「やっ、やだぁ・・・・・!」
口を開いた瞬間込まれて目を開い
「うぅ゛・・・・!んん~~~っ」
ぐにぐと歯茎や舌を舐められ突つかれ、唾液を流し込ま、気持ち悪くて涙
「ふぐ、・・・・・・・・ぅ
苦しくて
気持ち悪くて。
 多勢に無勢すぎるけど抵抗しいではいられ 耳を塞たくなよう粘着質音がして余計に涙が出る
本当なら瑞浪のお腹を蹴るのが一番有効的んだろうけれどぼんしている間に足の間に瑞浪ってちゃってるこれでは蹴り上げるのは無理ろう 酸素不足と未知感覚に身体に力入らくなる程それは続て、ようく解放されたときにはつっぱねようとしていた腕はだらりと下がっていた。
「かぁわいいしぃちゃ大丈夫すぐ終わるから」
 僕は両手で瑞浪の胸を押した。変化な。それどころる僕にお仕置きとでもいうように口付けが深る。 馬乗りに圧すくすと笑われる。
…… い、嫌・・・!たすけて・・・・・っ」
せめて舌の侵入を阻止しよと歯を食いっていた後ろ髪を引っ張れて顎が仰け反った時に構造上口を開てしまう。瑞浪の舌が強引に入り込んでくる うして自分がこんな状況に陥ってわかい。
「無理だな」
 逃げ惑舌を捕まえて擦り合わせてくる。上顎をちろちろと舌先で弄られると注意がっちに向いちゃって今自分のおかれている状況からなくなってくる。 「そうそう。仕方なでしょー。しぃちゃ強情だから
周りから口々に声が上がる。
「お願い・・・・!」
「しぃちゃん・・・・・っ」
 瑞浪が顔を。満足そう上気した顔で僕を食い入るように見つめている。その目は僕を骨まで食らおうという決意が見て取れた。濡れた唇舌舐めずする。それで自分の唇も濡れているんだと気た。 恥も外聞もなく涙を流しなら目の前で恍惚とした顔をする相手必死で訴えれば、脱力したように肩口り付けられた。
 貪るうなキスの衝撃から逃れよといつのまか彼の腕に掴まっていた。その手をぎくゃくと下彼のものが完全に立上がってるのが視界に入って僕はふるふると首を横に振った。自分で何とできる域超えた状況に考が停止する。 「和泉。早くしろ
男が、退屈そうに首を回した。
「・・・・・・・・・・・かたないだろ。ゃくちゃ可愛んだら」
上機嫌を思わせ声音
「ああはいはい」
 信じらない。こんなこと。彼ら恐怖するのを見て喜びただけんだ僕が怯えれば怯えほど喜ぶに違いないここは毅然と彼の興が削がれるような、悪ふざけ飽きるようなそな言葉と態度を示さないと…… 「絆さたのですか?そんなお優しいので示しつきませんよ」
「仕方いな。バックでする。お前らにしぃちゃの身体見せたくないごめんねしぃちゃん?ちょっと我慢してね?」
「!?」
そうのになんいえば良いのか分からない。瑞浪のキス思考が掻き乱されて纏らない。頭がぼうっとして自分が助かための名案が浮かばない。どうす手く切り抜けられるのかどうしても思いつかない。 そううと器用も拘束されまくりと反転させら半身を押さえつけられ、下半身は腰を持たれおしり突き出すような格好をさられる。
 だっこんな自分のアイデンティティ揺るがすような目にあうことって初めてだ。もうすぐ2年生に進級するとはいえまだ16年しか生きていない。上手く切り返せるような知恵はまだないこれから身にけてくはずものだから
所謂、四ん這いの格好
 負けを認めた僕虚勢を張っていられなくて縋るような目で瑞浪を見た。 、離しえ!や、助けて
助けて」
 後ろの誰かがぷっ」と噴いたけど僕は大真面目だったここには瑞浪しか自分を救う力のある人はいない。 ああ、しぃちゃん暴れちゃ駄目だないから・・・・・高梨たかなし腕押さえてろ」
「はいはい」
 瑞浪は優しく笑た。いつもの恐と思えるものじゃなくて、本当癒せる微笑 「や!やだやだやあっ!」
下着掛けられ、恐怖に襲われて必死で暴れた
すぐに済むか。みっちゃは横になっていればいいよ ほら暴れんなって」
 肩を押して僕ベッドそうとる。僕は両手をついて抵抗すると瑞浪見つめる 両腕正面の短髪の男押さえられ、清潔そうな枕に額を埋めるこになる。
必死でばたかせたり、掴まれた腰を捩ろうとしたけれど、抵抗など5人の男の前では無意味で、下肢剥き出しにされた
お願いっ」 やめて!やめてぇっ」
一度始めた儀式やめらん しぃちゃん勿論処女だよね?本当はじっくり濡らして慣してあげたいだけど・・・・・・今日はローションで我慢しようね。最初は痛だろうけど、次はドロドロになるまで溶かしてあげるから
「ひ!?」
答えない瑞浪替わって後で返答する声に心臓がぎゅっ縮む。 誰にも触れられた事のないそこ、ど唐突に滑ついた液体を掛けられ、
バカね〜。普通に誘わるう受け入とけばいいのに やぁ!!いやぁっ」
それを塗りこめられるうに、無遠慮に手指がそこを何度か撫でらた。
「っひ!?゛っだ、たあ゛!
討ちかけられて僕は涙が零た。男として情けないけどそれくらの恐怖。自分が自分でなくなってしう瞬間が待ち受けているのに心穏やではいられない。 ふい、滑った細中に突き入れられて、その指だ至るでに時間がかかった。
や、精神がそれを認めるのを拒んだのも知れない。
万里。早く済まして。う合谷さん来てる。まさ絆されてないよね?」 ひ、あ゛ぅっ、・・・・・・い゛ッ」
人工的な滑りを纏ったとはいえ、乾いたそこに何の準備なく突き立られたそれに、感じのは痛みしかない
やがて。
 瑞浪はただ食い入るよう見ていた。後ろでわいわい言る彼ら相手をするつもりははなからなさそだ。れが僕絶望させる 唐突それ引き抜かれたと思っのも束の間
ひどく熱を持た、硬ようなものが狙い済ま押し当てられて
「嫌だ……」
泣きたくもないのにぽろりと零れた涙が頬を伝う それが何かなんて、考えたくもないのに。
い」 たすけて・・・・・!やっ、やだあ!
サイドテーブルに何かビン載せると眼鏡かけた男はまた後ろに下 振って拒絶示しても、その正体を悟って、絶望感襲う
 瑞浪は彼には全く反応ないで僕を見つめ。少でも目を逸らしたら消えてなくなってしうとでもっているんだろう 「ゴムと最初は痛いだろう、一番最初くい直にぃちゃんを感じいかこのままでいいよね」
う相手が何を言っているわからない。
 消
できれば煙みたいに消えたい。 理解が出来ない。
 アポロン追い掛回さたダプネみたに月桂樹に転じて難を逃れたい。 どうして私がこんな目合わなけれけな
 しかいくら祈ってもダプネように救は来い。それは僕が一番良く分かっている 私が何を
何がなかったの?
たすけて。
いやだ。
なにそれ やめてやめて・・・!おねがい・・っ
僕は僕を苛むだう瑞浪しか面識がない。ここは敵の巣だ 涙が、見開かれた目からぼろぼろと零れた
「ん?」
瑞浪は僕の視線を辿っ小瓶見て「ああ」頷いた。 押し当られた熱、ぐ、強く押し込められ瞬間
使うんだよ ひっ、────────~~~~ッ!!
「だから、何に?」 声になない悲鳴が部屋を劈んざいた。
 勿体瑞浪の言葉に苛々するはまだどこかこ現実を受け入れられないいや、信じられない
呼吸り、全身があまり激痛に硬直した
立てさせられた膝ががくがくと震える
 瑞浪の手が僕のズボンボタン外す。そこで初めて僕はブレザーネクタイを脱がされてカッターシャツと、ベルトをしていなこと気付く。 灼熱火掻き棒、押し込められた気がした
痛みに、れから逃れよう身体本能的にずり上がるが、腕を、腰を押えつけれていた状態は無様にのたくっていだけだった。
ぼろぼろと、涙が白シーツ吸い込まれていく。
なに? ひっ・・・・・・・ひぁ・・・・・
瑞浪の手を払う。彼はて僕のおでこに唇を押し付ける 呼吸がまく出来ない
苦し
「目瞑ってたら恐くなから」
ジッパーにかかる瑞浪の手を今度は強めに叩く 痛い
やだっ」 ────くッ、・・・・・しぃちゃん・・・っ。ちょと力抜いて・・・・・・俺も、きつ・・・・・
瑞浪が大笑いするのを我慢ているような微妙見る。手が離れたのを幸いにボタンを嵌める りを宥めるように撫でられがら、苦しげ声音無体なこと強いらても、到底出来よう筈もなかった。
「う゛・・・・・くぅ、・・ひ・・・っ」
万里、そんお優しいんじゃ、示しがつか ほらほら力む。深呼吸深呼吸。余計に辛くるぞ
後ろ苛立つがす 一番近くで声を掛けるのは腕を押さえつける男
 瑞浪はそ声に苦笑した
しょーがなじゃん。可愛だから」 「いいだから息吐いて下さい。ほぉら大丈夫ですから
背後の男がむっとするのが分かる。更に口出そうとするのを隣座った眼鏡のに止めれる小瓶を持ってきた男だ そう宥めようとするのは右側立つ
何が大丈夫なのかわかない
い吸ってほ~ら吐いてー。そおそ、お上手ぅ
「まあまあ口挟むとれだけ遅くなる。黙って見守ろうぜ
「万里早く済ませて飯に行こ 子供を相手にするようにどこか嘲る色を滲ませていうのは左側立つ男。
俺をここ連れてきたが欠伸をしながら携帯を弄る
「ふ・・・・・っ、・・・うう゛・・・・」
 瑞浪は溜息をいた。 少しでも苦痛から逃れたくて、必死で息を吸って吐いた。
仕方ないな ひ!?
次の瞬間驚くほの素早さで強引ズボンが足から引き抜かれた。 ふと、ろりと秘部冷たい何が垂て硬直した。
「バックにする。くり返して押さえろ ぶるぶる震え身体でそれに堪えていたら
「いああ゛あ゛・・・・・・っ!
瑞浪命令に後ろ立ち上が ずるり、と抜き出されて内臓ごと持っていかれそうなそ感覚盛り上がってきた
やだっ うあ・・・・・・・ぁ゛・・・・・く
身体が反転する。手足を拘束するたさんの手。枕に顔が押し付けられて息苦しい。冷たい手が尻撫でる。振り払おうに動けない情けな姿に泣きそうになる ゆっり、また押し込められてを何度繰り返された
「んっ。・・・・・・・・いよしぃちゃん・・・・・・・いい子だね」
 腰け高く引き上げられる。どろりとしたものがかけられてそれが小瓶中身だ気付いたのは蓋の開いた小瓶が目の前を転がったから。甘いがする。バニラの匂い。母さんが好きで使っていシャンプーの匂 んだんとピストンされる速さ感覚短くなり極度緊張痛みと、精神的な衝撃と疲弊に、ただただ泣いた
い゛・・・いった・・・・・・・」
ぐす、ぐす、とすすり泣く声と、無理やり狭穴を押し開ては我物顔で行き来するたい音がする
ひぃっ」 ぎ・・・・・・、うあ゛、ぐ、う
が信じられないところを進む。上下に蠢い自分存在誇示するかのようだ 現状が信じられな、頭回路遮断したい
「やめてやめてぇー」 なんで
枕から顔を起こして叫ぶ僕を固定す手は少しも弛ま どうして。
引き裂かれよう激痛とショック
 ま れている、と痛感していた
自分は、理不尽に無慈悲に犯されている。
なんで。 これは愛有る行為なんてものはない
一方的な、凌辱だ。
身体だけじゃない。
 どて。 心も、意志も、自分とい存在の全部を身勝手に踏みにじられいる
滑稽な程一方的な行為だ。
こんな目にあわばならない理由を誰教えて。 こんな目に合っているのは自分じゃい。
は悪い夢で、現実じゃない
今すぐ、どこ遠くへ逃避したかった。
「やめ、・・・・ぇ・・・・!い、あ゛ぐ・・・・・・・た、すけ・・・・・・・・ぬい゛、てぇ・・・・」
痛い
痛い。
 吐き気がする 怖い
助けて。
本来他人に触れられるような場所じゃない。電気が煌々とついた部屋で尻を高く付き上げる四肢は拘束され思うように動けない 苦しい。
いたい。
母さん
お父ん。
「う゛・・・・・んぁ゛・・・・・!ひぐ・・・・・・・いた、いぃ・・・・・」
 そな状態で自分を哀れむ以外にる事がななんて無駄と分かっても哀願してしまう ・・・・・・・しぃちゃんの中ごい狭い。ふふちぎられそ。・・・・でもよかっやっぱ、っ、ん・・・・・・処女だった」
 全てが終わるまで解放されなかっているさを感じながら身体を強張る。
そう、背後か掛ける。
 身体られ侵入す形すら認識できるよう錯覚に慄く。気持ち悪い。気持ち悪い。 無理やり開かされ、ローション滑りだけで殆ど乾いた中強引に擦り上げられるのは、苦痛しか産まない。
 どうしてこんと思うが縋相手母親だった。子供の頃甘えていまだ若い母親が笑顔浮かべている。頃はなんでも母親が助けてくれた。手を差し伸べて抱き上げてくれて。僕は甘えて泣ればよかった。それ全ては解決した それ、1人腰を振、濡れ吐息吐き出している。
心を通わせるものでも、快感を共有するでもな、自分勝手一方的
どこまでも一方通行な行為だった。
ああっ」 ほら・・・・血。・・・、・・ふ、ふふ・・・ん、紅い・・・・
吐息が漏れる。 時折腿にあた熱が、彼の肌だとわかって嫌悪しか生まない
から上がるぐちぐちくに堪えないグロテスクな音が一瞬遠のく。 結合部からは、塗られたローションか彼からのものか、はたまた血か、ぐちぐちとした音がだんだん大きなって、比例するように蹂躙する動きが滑らかになっていく。
 指が増やされた。グネグネ回転し入り込でくる。気を失いたいのに瑞浪吐息さえっかりと耳に入っくる。 「ほん・・・・・・初めてじゃ、かった・・・・・・・そ男、捜し、出して・・・・・・・っは、ぶち殺さなきゃ、いけとこだった」
 誰も何も話さない。静寂の中で僕の尻が立てる音だがBGMのようにその部屋に響いてる。
「い・・・・・ぁあ・・・・・んあ゛」
 情けなて、気持ち悪て。たった今からでも2重人格にれたらと思ってしまう。この耐えれな出来事を肩代わりてくれる人格を今すぐでも作りせた ようや意識が遠くなってこのまま現実世界か逃げたと祈った。
「ああ・・・・・、ぃちゃん・・・・・・忍・・・!んっ、中すかね」
 それができなならせめて気を失まいたいから流れる冷や汗が、僕を拘束すたくさんの手の体温が、僕現実突きつる。何よりも体内に侵入して我が物顔にうねっいる指。出入りを繰り返し無理に広げようとする強引な瑞浪の指 熱っぽく耳の後ろから掛けらた粘着く声音に、沈みかけた意識急浮上した。
「!?─────、いやッ、いや!やめてっ・・・・・・・だめぇっ!」
「大丈夫ですよ‘ぃちゃん'ちゃんと後でお薬差し上げますから
左側に立つ男が、慰めようけてきた
「や、や、いやあ!!」
うううっ 忍・・・・!
食いしばっても漏る声。涙目のふちに溜まては落ちていく その意味って掛けた抵抗力が再び湧き上がっ
 もう嫌だ。もう嫌だ。耐えられない。助け。ここから逃がして。 涙を散す程頭を振って、暴れて
 今までいろんなことを乗り越えきたけれど今回はどうだろう。乗り越えられるかな。こんな屈辱的なこと。下半身剥かれて拘束されて。信じらないよ。今、こうしていても信じられ 「やめッ、やめえ・・・!」
けれど腕を押さえられ、腰固定されて楔を埋め込まれては動ける筈もなくて
 指を伝て更にオルを足される。バニラの匂いが部屋中を満たす。母親のシャンプー。風呂場でにおってた甘ったるい匂い。も二度と嗅ぎたくないい。今日家に帰ったぐに全部捨ててしまおう。そうだ。ここを出たらまずドラッグストアで花の匂いのシャンプーを母親のために は・・・・・!く・・・・ッ」
背後息遣と、切羽詰ったうな腰使に彼の終焉が近ことが知れる
「おねがい、ひ!やだやだ、たす・・・!」
「くっ」
「いやぁ゛ーーーーっ!」
身体の中に、火傷しそうな熱吐きされた。
ぐっ……ああああっ」 っ」
現実逃避していた時間はあまりにも短く、僕は身体を刺貫かる痛みに身体中の毛穴から冷や汗を噴出す 身体の奥に爆ぜた、おぞまい穢れ。
「ふ・・・く、う゛ぅ、~~~~~ーーーーッ!」
 痛い。 きつく目を閉じ、少しでも紛らわそうと唇に強く噛みつて耐えた
 痛い。 その数秒は、例えるならば身体の中、初めて感じる自分の奥底に、煮え湯を叩きつけられてる感じだった
「ん・・・・・・・・・、はぁ・・・・・」
 痛よぉ。 そんな艶かし吐息を、背後彼は吐き出して力身体の力
 火棒が入り込だみた身体を動かす事が出来ない。僕の尻密着る温かいもの。そが瑞浪の肌だと気付いた時僕は猛烈暴れたずっと大人しくしてたから油断していたみたいで僕の腕から手が離れる。
しばらく余韻を愉しむよう、ゆらゆらと揺り上げらて更奥歯を噛んだ
「ひッう」
最後の一滴まで出して満足し、ずるりと引き出され、同時に押さえつけていた手自由になる。
そのまま、ベッドに崩れるように横たわった。
ああああっ」 ふ・・・・・・う゛、・・・・・ひく・・・・・・ぐす
いて身体を起こそうとしたけれど物凄背中かかってまた顔が枕に押し付けられる。
抜かれも、じんじんと引き攣るよな痛み、生理痛の時のような思痛み下腹広がってる。
「ちゃんと押さえろ いい子。よくがんばったねえしぃちゃん」
で文句声は誰のものか。瑞浪はなかった。 ひどく機嫌に、彼は髪梳くよに撫てきた。
 たぶん瑞浪は僕の腰を掴ん。グラインドを始めた瑞浪は「はあ。 はあ」荒い息勝手に興奮る。僕は痛み呻きがら瑞浪を笑ってやった。こん男相手に勃起させて興奮してなんて変態野郎だ。大津和学園は頭良い生徒が集まっているかもしれないけど良識も節操もない最低な奴ら。もう決して僕は彼らに劣等感を抱かな。絶対だ。 さえ、その手に触れられを全力拒絶、そん余裕もない。
「う・・・・・う゛~~・・・・っふ、・・・・っく」
、泣いた
剥ぎ取られた下着以外、着衣ないのまだいだった
 たえようもな怒りに僕は身体を支配され。絶対に瑞浪屈するものか。身体は大勢えつけられて屈辱を味わわされたけれど心まは絶対服従しない。絶対だ。絶対だ。絶対だ だらだら何かが伝落ちていくのがわかっが、気留め余裕なくて身体を縮め、手足を丸めて引き寄せて、赤子のよう泣いた。
肉体的な痛みと疲労、犯されて、あまつ中に出された、という精神的な衝撃と恐怖、まとも身体も心も動かない。
痛くて怖くて辛くて
どうして。
 絶対に負け んで
これは何。
 頭の中で繰り返し繰り返し叫ぶ。弱気にる自分を叱咤する。負けたと思った瞬間から心も挫かれちゃう。大勢力で押さえつけられの行為に恥じる必要ないんだ。そ、信じる事だけが今いだた。 んだったの
どうし私がこんな目に遭うの
触らないで助けてもう帰り
 ずるりと抜けた感触に全が終わたことを知る。痛みら逃れようと全身の力が入りすぎいたようで解放された今も押さえつけられたときと同じ格好で動けない。 やめもう離してどっか行っないで誰か
合谷さんを呼べ」 加納呼べ」
 瑞浪の言葉眼鏡かけた男動く 蹲るようして泣きじゃくる私撫でなら彼は他の男達にそう告げた
開いて、リッパの音させが近付いてる。こんな情けな姿をもう誰も見られたくない。そう思うの気ばかり焦って身体動かない。 1人の男がスマホ取り出しどこへ掛けると、いぞ、とだけ告げすぐに終える。
ややあって軽ノック音がして。
室内、私服姿の男が1人入って来て、新な人物に脅える私に気にすることなくベッドに近づと、彼はシルバーのジェラルミンケースのようものを開
には様々意匠の凝らされた多種類のアクセサリーが並んで
「どれになさいますか?和泉様」
この子? ふーん。がいい?」 ほらしぃちゃん。泣いてないで選んで。どれがいい?」
覗き込まれているようなする居心地悪さに身が強る。 慰めるように労わりながら、それでも強引に起き上がらせ、彼はケースの中を指差した
腕から逃れようと未だ子供よう泣きながらを捩ってもやんわりと、だが強引に制される。
ちゃんに決めさせる やだ・・・・ぅう゛、やあ・・・っ」
「おい和泉」
瑞浪答え一同が驚き上げる ベッド周りいた男達1人、それまで足元側でずっと無言だった男が、苦い顔で彼制した
「いいんだよ、しぃちゃんの好みので
「へえ」 「へえ」
「マジ?」 「マジ?」
付け動けな僕を瑞浪は無理に起こし。痛みが走っ思わず呻く 茶化すよう応えたのは、私の腕を押さえていた男と、行為中、揶揄するように声を掛けきていた男
みっちゃん。で」 御方にばせるのすか・・・・・?
瑞浪が宥めるよう撫でる。触部分鳥肌立つ 加納、と呼ばれた男もまた渋い顔をする中、ほら、と顎で彼に示されて、私はその彼の素肌に抱き締られこと嫌悪抱きなが救いを求めわけではないけれど、周り視線を泳せた
 顎指示され合谷さん皮の鞄を開い ふいにバス亭会っ男と目あっ彼は不機嫌げに眉を寄
「儀式受けた子所有印がつくそれって初めてグループかられるし、守られ そういえば、さっき彼咎めるよう声を上げたのも、この人だ。
所有印だよしぃちゃん和泉のって云う。本来な所有者が決める・・・・・和泉はしぃちゃに選択さるってよお甘いこって」
 合谷さんが僕の目の前に摘で見たのはピアス
サークル型ボディピアス。医療用ステンレス使。ここにグループの稲妻マーク入ってる リング、バングルにブレスレット、アンクルピアス、タトゥと・・・・どれがよろしいでしょうタトゥはちょと熱が出かもしれませんが、持ち運びが必要ないでオススメですが」
合谷んが僕に見えやすように顔に近づけてくれけど、顔背けた。瑞浪背中か抱きめられて背後から回った手胸で交差しているので顔くらいか動かせない な針のついた何かの工具取りながケースの前にみ込んだそ人はずい、とそれを差してきた
「や・・・・・ぃや・・・・っ」
 合谷さんは溜息をついた。ピアスを戻してから焼きごてを見せる タトゥ、ピアス。
これが一番無くさないし手軽かも。牛や羊みいに熱して、ジュウっとね」 これ以上傷つけらのか、痛いことをされるのかと逃げように身を縮める。
ウインクさて身体が震えた。本気なのかと問いただす勇気がないつら全員いかてる。
「嫌かな? 後は刺青? 突貫工事だから熱が出かもね。どこがいい? 腕内側と?」
合谷さんが腕を掴もうから反射的瑞浪のに身付けてしまう。守られていわけでもいの。こんな無体事に僕を引き込んだはこいつなに。
背後に身を寄せようになって、私前で交差させるように組ん抱き締めていた彼が嬉しそうに笑った。
「脅すなよ」
瑞浪は安心させるように僕の頭でた。
みっちゃんは、物を大切するよねくさないよね?」 かぁわいい。怖いの?ブレスレットでいいや。それとピンキーリング。出来るだけシンプルなやつ・・・・ああそれとそれ。しぃちゃんに似合うしぃちゃんは失くさず大事に出来るよね?」
 振り仰いで縋るような目で頷いた。ここで意地を張ることほど愚かなことはないだろう。 耳に唇をつけるように甘く囁くようにそ吹き込まれた
バングルとブレスレットでいいよ。みっちゃんに似合う こちらのブレスレットとリング?この程度よろしいのですか?」
いいよ」
 瑞浪の言葉に背後で口笛が鳴る合谷さん見開いて一瞬停止た。じまじと僕見つめてそれ瑞浪に視線移す 「畏まりましたでは両方と御名前お彫りしますので少しお待ち
う言って加納と呼ばた彼は肩を竦めながも部屋出た
 合谷さんは首を左右に振て息を深く吐く 「和泉。甘すぎるじゃねぇの」
「示しがつかないのでは?こういうのははっきりさせといた方がいいと思いますが」
「笑えるめっちゃべた甘ぁ」
から銀色のバングル取り出て瑞浪。その手が少し震えていた 「噂通り執心ぶりだな」
意味のわからない会話、恐々とながらじっと耳にす
「ブレスレットはプレートに名前を彫るからしばらく待ってくれ」 背後から抱き締める彼は、相変わず機嫌よ笑顔で頭を撫でてくる。
合谷さん出て行くと瑞浪は僕の腕を取ってバングを嵌めた。ひんやりとしたそれは自分縛る鎖のよで気分が悪い。でもピアスや焼きごてよりはまし。 「うるい。いいだよ。きっと可愛い」
しばらくして出て行った彼が戻ってきて、ベベッドのような布台に包まれたそれを嬉しそな彼に渡
みっちゃんを万里としてます今後如何なる時もみっちゃんを守ります ほらしぃちゃん
強引に腕取られて左腕に幅1センチ程太さの革のそれを填められた。
左の小指には、リングとしては少し太の、3mm幅程のシルバーのリング
「両方共ね、ちゃんとうちの‘ファルコン'のマークが入ってるでしょ?
僕を連てき男が左手を上げて神妙な顔をす残りの奴らも真似て、そうして部屋を出て行った。 示されたのは、鷹それ
「で俺の名前」
嬉しそうな声の通り、そこには確かに、Izumi Minakami と入ていた。
「それが和泉の女である証だ」
 瑞浪は満足そうにバングルでた。 今まで私の腕押さえていた人が面白いものを見る目私を見ながらそう云った。
どうしようない時以外は常につけろよ勝手したら今度焼きごを押してら」 失くちゃ駄目だしぃちゃん。お風呂とか・・・しょない時には許すけどそれ以外に外すことも駄目。もし無断で外せば・・・」
耳に、吐息がかかるのに鳥肌が立つ。
「殴るよ」
聞いたことないような低い声音、恐怖を、植え付けられた気がした
「わかった?お返事?」
一転し優しく明るい声。
まるで情緒の安定していない狂人のようで。
暴力を受けた人間は、簡単に屈服す
これ以上傷つけられるのは本当に耐えれなくて、必死で頷いていた。
「OK。これで終了だ
「では宣誓を」
 あの日遅刻しそうだから焦って乗った電車で瑞浪出会ってまった。過去を悔んでも仕方ない事ているけどどうして一本遅らせなかったのか僕は一生後悔するだろう 徐にベッドを囲む彼らの1人がそう告げる、全員が右手の甲を表にして手首を上げた。
その右腕に、それぞれ高級だとわる腕時計が填められているのに何故バングルも一緒に納まていた。
バングルを嵌められた手が重くてもう後は引き返せないことをる。 同じ鷹のマークに、色の違う石を鷹の目にあしらった、シルバーのバングル
「水上一門の名の元にここに我らが純潔を見届けた桜庭 忍を本家次期総帥、水上 和泉の所有認める決議
「総意」
「総意」
「総意」
そう、同時に腕が下ろされる。
「お疲れしぃちゃん。よかったねぇ」
 何も考えたくなくてた丸くって泣いた。瑞浪は何が楽しいのかずっとにいて僕の撫でていた。 「おめでとう。これで儀式は滞りなく終了
「我々は引き上げましょうか」
「・・・・・」
口々に各々勝手ことを言い置て、彼らは部屋を出て行った。
「ふふ。嬉しいな。これでしぃちゃんとっと一緒にいられる」
嬉しそうに、彼は後から私の頬と自分のそれ摺り寄せた。
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改行数: 334 改行込み文字数: 10637
単語数: 268
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空白数: 8 空白込み文字数: 10953
改行数: 440 改行込み文字数: 11393
単語数: 442

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