鳥取:子連れの主婦ら「けんぽうカフェ」で安保法学ぶ
毎日新聞 2015年10月04日 15時31分
憲法や安全保障関連法について学ぶ「けんぽうカフェ」が3日、鳥取市湖山町北1の交流スペース「みんなの居場所ぽっと」であった。「安保関連法に反対するママの会@とっとり」が主催し、子ども連れの主婦など28人が参加した。
安全保障関連法が「憲法違反だ」という主張もある中で、そもそも憲法とは何かを学ぼうと初めて企画した。3児を子育て中の谷口麻有子弁護士(36)が講師を務め、参加者はメモを取りながら熱心に耳を傾けた。
谷口弁護士は「安保法には『憲法違反なのか』『必要なのか』という二つの議論がいる」などと解説。憲法前文を読み上げて、「集団的自衛権行使容認は、前文に反することになる」とした。谷口弁護士は安保関連法には反対の立場だが「憲法制定当時とは国際情勢が違うなどの理由から『安保関連法が必要』という意見があることは理解できる」とした上で、法律家として「必要なら、憲法の解釈を変えるのではなく、憲法改正をするべき」などと話した。
その後はフリートークとなり、参加者たちは「考えることから逃げずに日々進んでいきたい」「政治の話は、井戸端会議では難しいので、話す機会があって良かった」などと発言した。
鳥取市の主婦、高田なおみさん(42)は0歳児と3歳児を連れて参加した。「子育て中は自分で情報を集める時間がない。もやもやする気持ちがあったので、同じような気持ちを持つ人と話すことができて良かった。憲法についても分かりやすい言葉で説明してもらえた」と話した。【小野まなみ】