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十和田B―1開幕 初日来場12万1000人

  • 開会式では参加62団体ののぼりが整列(3日午前、十和田市で)=三上津与美撮影
    開会式では参加62団体ののぼりが整列(3日午前、十和田市で)=三上津与美撮影

◆「つゆやきそば」栄冠目指す

 ご当地グルメの祭典「第10回B―1グランプリ」が3日、十和田市中心部で始まった。県内での開催は、2006年に八戸市で開かれた第1回以来、9年ぶり。初日は雨が降ったりやんだりの空模様となったが、約12万1000人(主催者発表)の来場者は、笑顔でお気に入りの一皿に舌鼓を打っていた。

 今大会は、33道府県から62団体が出展し、うち55団体が自慢の味とおもてなしを武器に栄冠を目指す。

 最高賞のゴールドグランプリなどは、来場者が投じた割り箸の重さで決まる仕組みで、県勢では黒石市の「黒石つゆやきそばHAPPY麺●(めごい)ジャー」が唯一の投票対象だ。第7回と第9回をそれぞれ制した「八戸せんべい汁研究所」「十和田バラ焼きゼミナール」などは、対象外の「殿堂入り団体」として出展した。

 「麺●ジャー」は、高校生らの試食で選ばれた2種類の和風だしのつゆが“売り”。販売ブースでは、黒石市の夏祭り「黒石よされ」にちなみ、編みがさと浴衣姿の女子高生らが「ハッピー・ツー・ユー(あなたに幸せを)」と声をかけながら接客していた。

 一方、地元開催だけあり、「バラ焼きゼミナール」のブース前も開場直後から長蛇の列。娘と訪れたという宮城県大崎市の会社員堀智恵子さん(53)は「甘じょっぱい味付けが絶妙」と顔をほころばせていた。

 最終日となる4日は、午前9時半から料理の提供を開始。投票は午後2時半までとなる。臨時駐車場の空き状況や、各ブースの待ち時間の目安などは、公式サイト(http://b-1towada.com/)で確認できる。

<●は「恋」に濁点>

2015年10月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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