安仁周
2015年10月4日13時09分
長崎の朝鮮人被爆者をテーマにした朗読音楽劇「はにかみの国」が10月8日、名古屋市で上演される。原作は作家、石牟礼道子さん。同市のNPO法人「日韓舞台芸術友の会 絆(イニョン)」が企画した。金井美晴代表は「冷え込む日韓関係に希望が見いだせる舞台にしたい」と話す。
「アリラン、アリラン、アラリヨ……」
9月中旬、同市中村区であった稽古。ピアノの伴奏に合わせ、在日韓国人歌手、李政美(イヂョンミ)さんの透き通るような声が響いた。原爆の犠牲になった同胞について語る朝鮮人男性の嘆きを聞き、民謡「アリラン」を歌う場面だ。
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