韓国で共同購入できる美容整形、中身は「大量生産式整形」

「最大80%割引」ソーシャルコマースで宣伝
カウンセリング省くなどして後遺症も
弁護士「医療法違反の可能性」

 実際の手術がソーシャルコマースの広告と違い、当惑したという不満も少なくない。昨年ソーシャルコマース広告を見てえくぼ手術を受けた女性会社員(30)は「抜糸のため病院を再訪しなくてもいいように『溶ける糸』で手術が受けられるというので(クーポンを)購入したが、実際には溶けない糸で手術された。『なぜ広告と違うのか』と看護師を問い詰めたら、『溶けない糸で(手術を)した方がもっときれいにできる」と適当にごまかされた」と言った。この女性は手術から1年が経ってもほおの傷が消えず、とうとう韓国消費者院に被害救済を申し立てた。女性は「傷が残ったのでまた病院に行ったところ、『あなたの手術をした医師は新しい病院を作ったのでそっちに行ってくれ』と言われた」と怒りを爆発させた。

 病院側は一般的に、売上のうち一定額をソーシャルコマース業者に手数料として支払うことが分かっている。美容整形ソーシャルコマースに広告を出そうと思い、複数の業者に問い合わせをしたソウル市鍾路区の美容整形外科院長は「売上高の30%、あるいは1カ月に50万ウォン(約5万円)も手数料を取ると言われた。患者がどれだけ集まるかは分からないが、ボトックス注射を3人したら、そのうち1人分は手数料として支払わなければならない計算だ」と語った。大韓整形外科医師会関係者は「一般的には、攻撃的なマーケティングで投資額を回収する必要がある中規模病院や大病院がこうした宣伝をよくする」と言った。

 一部のソーシャルコマース広告・営業方法に対しては医療法違反の可能性も取りざたされている。イ・ギョンチョル弁護士は「美容整形関連のソーシャルコマースでは『最高のサービスと最低の価格」などの表現を使った広告が多いが、診療方法などをほかの医療機関と比較したり、効果をうたったりした広告はしないよう規定した医療法に違反する恐れがある」と指摘した。

キム・スギョン記者 , チェ・ユナ記者
前のページ 1 | 2 | 3 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • 韓国で共同購入できる美容整形、中身は「大量生産式整形」

right

関連ニュース