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 本州と四国を結ぶ瀬戸内しまなみ海道を歩いて渡る第15回瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ(愛媛県今治市、広島県尾道市、日本ウオーキング協会、朝日新聞社主催、第一生命、ダノンジャパンなど協賛)は2日目の3日、尾道側を出発する「2日間縦断コース」がスタートした。さわやかな秋晴れの下、参加者はこの日の目的地の大三島を目指した。

 出発式で、尾道市の冨永嘉文副市長が「しっかり水分を取りながらウォーキングを楽しんでください」とあいさつ。尾道市御調(みつぎ)町出身で奈良県橿原市に住む清川亜生(つぐお)さん(70)は出発前、「ここら辺は船で渡ったことがあるなとか、昔を思い出しながら、歩くのが楽しみです」と話した。

 最終日の4日は尾道の古寺を巡る10キロコースや今治市街地を歩く6キロコースなど5種類のコースが用意されており、当日参加も受け付けている。(井石栄司)