プラチナが買い時らしいね
プラチナが最近安いらしい。工業なんかでも需要があって、それでいて希少性が高いから、普段は金よりも高値で取引されるんだってね。知らなかった。
プラチナ買うなら今だぜ、という人もチラホラいらっしゃるから、身近にプラチナを使っているところということで、結婚指輪について思いを馳せてみた。
なんとなく結婚するときに、当たり前のように交換して、義務感とともに左手薬指につけ続けている結婚指輪。意味らしいものを見つけようとすると、いつも相手のことを想うことができるだとか、浮気防止だとか、そんなものが薄ぼんやりと思いつくが、強い意志を持ってつけているわけではない。なんとなく、みんなそうしているからだ。
いい機会だから歴史とか意味とか調べてみた。
結婚指輪の歴史と意味
結婚指輪の歴史についてよくわかってないことが多いみたい。9世紀にローマ教皇が結婚の証拠として指輪をしろとか言ったとか言わなかったとか。11世紀に指輪の交換の記録が残っているとか。
ドイツ文学の先生は本来指輪と愛情は無関係で、契約の証拠としての印としてのものだったって言ってる。契約の証拠として男性が女性に贈る、というか付けさせたものと言ったほうが近いのかな。たとえがものすごく悪くって、各方面から怒られそうだが、期限としては牛の耳につけてる耳標みたいな意味合いが強かったんじゃないかと想像した。
そう考えると、貴金属店や 式場関連のサイトが、指輪の起源を歯切れ悪く書いている理由になるような気もするし、焼印的なものが発祥と考えるのが自然に思えてくる。そして、また各方面から怒られそうだが、トリアージを想像した。→これ
見る人によって色が違って見えるらしく、指輪を「黒(救う見込みなし)」と見てアプローチを諦める人と、「赤(重症)」と見て、この人を結婚という檻から助けださなくっちゃ、と思う勇猛果敢な人がいるなぁ。脱線した。
指輪を左手にするということについても、右利きが多かったから邪魔にならないように、っていう説明は合理的で良い。
自分なりにまとめてみた
- 奴隷売買の所有権のような形で指輪が始まって
- 愛の証みたいなものに変質して
- 浮気防止にもなるんじゃないかと期待して広まった
とまとめていいのかな。あぁ、各方面から怒られそう。
結婚してから13年間律儀に指輪をしてきたけれど、「愛の証」や「浮気防止」にも役に立たなかったな、と思って今は引き出しの中だ。あらためて振り返ってみると、やっぱりしっくりこなくって、外して正解だと思った。僕の場合はね。
いや、だから結婚指輪はバカバカしいとか意味が無い、やめちまえ、みたいな結論じゃないよ。起源なんかはともかくとして、新しく結婚指輪に二人だけの意味を見つけて、人とは違う価値観を共有するっていうのも、素敵なんじゃないでしょうか。
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