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愛知図書館問題きょう住民投票 小牧
小牧市の新図書館建設計画への賛否を問う住民投票は、市議選とともに四日投開票される。条例で宣伝活動が許される期間最終日の三日、計画に反対する市民団体は、市議選候補者らが最後の訴えに声を張り上げるのに交じり、市内をパレードするなどしてPRに努めた。一方、市はこの日までに計画概要を各戸配布して周知を図った。 「(建設費と関連費用で)五十億円もかかる図書館が必要か。明日の投票では反対に丸を打ちましょう」。計画に反対する市民団体「小牧の図書館を考える会」は約三十人が名鉄小牧駅前から市街地をパレードし、反対への投票を呼び掛けた。 参加者は「みんなの図書館はみんなでつくろう」などと書いた幕などを掲げて行進し、「ツタヤ図書館はいらない」「駅前のにぎわいのために図書館を使うな」などとシュプレヒコールを上げた。 考える会の渡辺育代共同代表は、連日続けてきた運動について「私たちの税金で建てる図書館の問題を多くの人に知ってもらい、考えてもらうようになっただけでも意味があった」と振り返り、四日の開票に向けては「結果は予想できないが、どちらの結果でも、引き続き市民の声を集めて市に届けていく」との方針を示した。 ◇
市が配布したのはA4判八ページのパンフレット。一ページを「住民投票のお知らせ」に割き、残り七ページで計画を説明している。条例で、中立性を保持して情報提供することが求められているため、賛成への投票を呼び掛けてはいない。しかし、現在の計画が市の懸案を解決するために必要だということや、新図書館の快適性などを強調する内容となっている。 「図書館の老朽化、狭あい化」「長年にわたり停滞してきた小牧駅前開発」を市の懸案として挙げ、これらに対応するために「小牧駅前に新図書館建設」などとイラスト付きで説明している。 完成した際の図書館内部のイメージ写真も載せ、「思い思いの場所で飲み物を片手に、読書やインターネット、DVD鑑賞などをお楽しみいただけます」と記載している。 (金森篤史) <新図書館建設計画> レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と連携し、名鉄小牧駅前に移転新築する。地下1階、地上3階建てで、座席数は550席。最大50万冊を収容でき、建設費は42億円。2018年度の早い時期のオープンを目指している。 PR情報 |
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