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太宰治直筆のはがき初公開 東京・三鷹
10月4日 5時57分

太宰治直筆のはがき初公開 東京・三鷹
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作家の太宰治が、作品の出版に尽力した編集者へ送った直筆のはがきが、東京・三鷹市で初めて公開されています。
三鷹市は、作家の太宰治が昭和23年に亡くなるまで、およそ7年半、創作活動を続けたゆかりの場所で、市内にある「太宰治文学サロン」では、三鷹市での太宰の創作活動の様子をパネルなどで紹介する企画展が開かれています。
今回、初めて公開されるはがきは、ことし3月、三鷹市が、埼玉県に住む個人から購入したもので、作品集「信天翁」の出版に尽力した編集者、佐藤俊雄に宛てた直筆の礼状です。
はがきには、毛筆で、「このたびは拙著のことでいろいろと御せわに相成りましたおついでの折など下連雀へお立寄り下さいまし」と書かれていて、世話になった相手を自宅に招こうとする太宰の心遣いが読み取れます。
展示会を開いている三鷹市芸術文化振興財団では「毛筆を好んだ太宰の人柄に触れることができる貴重な資料で、多くの人に見てほしい」と話しています。
この企画展は、入場無料で、来年2月14日まで開かれています。

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