首都圏でビルのエレベーターが相次いで故意に止められた問題で、警視庁は3日、シンドラーエレベータ社(東京都江東区)の元社員で、東京都板橋区若木、韓国籍の李雄大容疑者(36)(懲戒解雇)を威力業務妨害容疑で逮捕した。
発表によると、李容疑者は8月2日午後10時55分〜同11時15分頃、茨城県つくば市のホテルで、同社が保守点検を行っていたエレベーターの安全装置を作動させてエレベーターを止め、安全点検を行わせるなど同社の業務を妨害した疑い。「間違いありません」と容疑を認めており、同庁で動機を追及している。
李容疑者はエレベーター内から携帯電話でホテルに「閉じこめられた」と連絡した後、自分で扉を開けて立ち去っていたが、ホテル内の防犯カメラに姿が映っていたという。
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