2015年10月3日12時41分
茨城県内のホテルのエレベーターを故意に停止させたとして、警視庁と千葉県警の合同捜査本部は3日、シンドラーエレベータ(東京都)の元社員で韓国籍の岩本雄大容疑者(36)=東京都板橋区若木3丁目、懲戒解雇=を威力業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
同社のエレベーターを巡っては、都内や千葉県内の集合住宅で6~8月に停止したことが約10回あり、警視庁は関連を調べる。
同庁によると、岩本容疑者は8月2日夜、茨城県内のホテルで、エレベーターの安全装置を作動させて故意に停止させ、別の社員に点検させるなど同社の業務を妨げた疑いがある。自ら「エレベーターが急に止まって閉じ込められた」とホテルのフロントに連絡。岩本容疑者は同社のエレベーターの保守点検を担当していたが、当時は勤務時間外だったという。
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朝日新聞社会部
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