知らぬふりの韓国 歴史に刻んだ愚行

知らぬふりの韓国 歴史に刻んだ愚行

国連総会で「紛争時の女性に対する性暴力は人道に反する」などと慰安婦問題の解決を訴えた朴槿恵・韓国大統領。併合前の保護国期から日本が非人道的な身分制度を廃し被差別民の解放に努めるまで、特権階級を除いて女性を蔑み、物のように扱っていた自国の愚行の歴史も知らぬふりだ。

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拷問があふれた李朝

男尊女卑と劣悪なお産

日本が見せた人権尊重の手本

「片腹痛い」朴槿惠の国連発言

 ニューヨークで開かれた第70回国連総会で、韓国大統領朴槿惠は慰安婦問題を念頭に「紛争時の女性に対する性暴力は、時期と場所を問わず人道に反する」「大戦中、野蛮な性暴力を受けた存命の犠牲者は少なくなっている。彼女たちの心を癒やす早期の解決が必要である」などと演説した。
 「片腹痛い」「笑止千万」「鼻白む」とは、このことを言うのだろう。知っていて知らぬふりの愚行か、それとも愚かにも知らないのか。ならばご説明いたしましょう。
 「慰安婦」とは、戦時中に性の自由が利かない兵士のため、妓楼業者が軍の許可を得て兵営近くで営業し、そこで働いた娼妓(売春婦)のこと。売春は、煩悩の塊である人間界から排除することができない必要悪である。ならば公的に管理することで、従事する女たちが騙されたり、ピンハネされたり、体を悪くしたりしないよう待遇を保全し、性病が蔓延しないよう衛生環境も整えよう、という近代的な公娼制度が日本では明治になって敷かれた。
朴大統領は「国連サミット」で、発展途上国の少女支援を表明したが(UPI=共同)
国連総会一般討論で演説する韓国の朴槿恵大統領
=9月28日、ニューヨークの国連本部(UPI=共同)
 妓楼が集まる遊郭(警察の地図に赤線で囲んでいたから「赤線」「赤線地帯」とも言った)の監督・指導は都道府県が行った。兵営があるのは前線から離れた安全な都市部といえども、外地では都道府県が監督できないので、軍が役所の機能も担って慰安婦の待遇が損なわれないよう監視した。あくまで妓楼の運営は楼主であり、娼妓を集めるのは女衒(ぜげん)だった。
 平時に色に耽る男どもではなく、国のために出征した皇軍兵士を相手にするのだから「娼妓」「売春婦」と名乗っては失礼だとして「慰安婦」と称した。ただし料金はしっかりもらったから、戦時娼妓(慰安婦)はリッチで、身の不遇により積み重なった借金を返し、故郷の親に仕送りもした。
 日本は併合した朝鮮にも6年後の大正5年から公娼制を導入した。併合前の朝鮮は特権階級を除いて女を蔑み、物のように扱った。売春婦が社会の中に一つの身分階層「妓生(キーセン)」として存在した。差別の激しい朝鮮だから、いくつもある賤民階級の一つに過ぎないが、他の賤民同様、妓生の子は妓生にしかなれず、初潮前から客前に出された。
 併合前の保護国期から、日本はこうした非人道的な身分制度を廃し、被差別民の解放に努めた。公娼制導入で、娼妓の年齢下限を内地より1歳低いものの17歳とし、公娼になるには父親など戸主の同意と警察への登録を義務付け、自らの意思による廃業を含むあらゆる自由を保障し、衛生管理も定めた。
 もちろん現実はそう簡単ではなく、若い女を売ってひと儲けしようという人さらいがそれまでにも増して横行、警察が取り締まりを強化した。朝鮮総督府統計を見ると、検挙されたのは日本人もごく少数いたが、大半は朝鮮人とシナ人だった。朝鮮での妓楼業者の多くは朝鮮人、女衒も朝鮮人だった。朝鮮ばかりか内地や朝鮮以外の外地でも妓楼を経営する朝鮮人は多かった。
 保護国時代の統監府、併合後の総督府は、余りにも哀れな朝鮮女性の保護と地位向上のため、出産環境から整えた。産婆を養成し、妊婦保護にも努めた。初等教育から職業教育、高等教育を女子にも行い「新女性」を登場させた。
 同時に、シナ同様にありとあらゆる残虐な拷問があふれた朝鮮の刑政をも、見るに見かねて大改革した。奴隷や賤民を人間と思わなかった極端な特権階級「両班(ヤンバン)」の気分しだいの私刑で殺され、かたわにされていた。監獄は丸太組みのあばら屋で、横になる間もないほど詰め込まれた。日本にも江戸時代まで拷問はあったが、極悪人を自白される場合など運用はごく限られた。統監府や総督府は拷問を禁止し、裁判制度を整え、近代的刑務所を建設した。
 日本統治で朝鮮の刑政がどう改革され人権が向上したかを古田博司氏、女性がいかに守られ人権が向上したかを荒木信子氏が、別冊正論「総復習『日韓併合』」で実証しているので、お読みいただきたい。また、85年も前に総督府が行った近代的な人道尊重の災害復興支援の一端を同誌編集部が紹介しているので、併せて参考にしていただきたい。
 35年の統治では民の啓発は十分ではなく、戦後、半島人の大半はあっという間に併合前の民族性に戻った。今日も差別は頑固に残り、売春は平然と行われ、日米など海外に大量の売春婦が渡って稼いでいる。韓国はまず、こうした足元の人権改善、倫理向上に取り組むべきではないか。
 韓国各地に「日帝時代の拷問」を蝋人形で再現した展示があるが、これはまさに日本にはない朝鮮伝統の拷問。実際にあったとしても、それは現地採用された朝鮮人の下級官吏・警官が法を無視して行ったものだろう。
 内地の特高警察は「戦前=全て悪」の戦後史観や共産党のプロパガンダによって実態が歪められているが、それでも例外的に過度の暴行事例があった。朝鮮での日本人による取り調べの際の暴行も完全には否定できないが、展示内容は度を越している。
 日本の愚かな元首相が土下座したのは、人権向上のために日本が建てた近代的刑務所だった。この元首相もまた、古田、荒木両氏の論考のような事実を知っていて知らぬふりの愚行か、それとも愚かにも知らないのか。
(「別冊正論」編集長 八並朋昌)

常に外観を飾る国民性

呼び戻された反日世論

まず自国の不幸を救うべきだゼ!

 ハ~イ! みなさん。韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が先週末、ニューヨークの国連本部で開催された「国連サミット」で演説をしたんだ。彼女は、発展途上国の少女らを支援する《より良い生活を少女たちへ》というプランについて説明していた。
 韓国が今後5年間で、ネパールやセネガル、ボリビアなど15カ国の少女たちに、保健や教育サービスを提供するものだ。何と、2億ドル(約240億円)を拠出するという。祖国の寛容さをアピールしたかったのかもしれないが、俺は「じゃあ、少年たちは?」と無性に聞きたくなったぜ。
 まあ、今回の本題はそこじゃない。俺は、AP通信が9月25日にソウル発で配信した「韓国での高齢売春婦」という記事を読んで驚いたんだ。不幸な韓国女性たちに心が痛み、同情を禁じ得なかった。女性たちの年齢は70代から80代だ。表向き、滋養強壮剤「バッカス」を販売しているので、「バッカスおばさん」と呼ばれている。ソウル市内の某公園で、高齢男性らを相手に売春の交渉をして、18ドル~26ドル(約2100円~約3100円)を受け取っているという。記事によると、背景には「経済の急成長」と「伝統的な親子関係の崩壊」があるという。韓国では福祉制度が十分でなく、高齢者層の貧困が増えているようだ。彼女たちの多くは未亡人や離婚経験者、子供たちに見捨てられた女性らしく、生きるためには売春ぐらいしかないという。
 《65歳以上の韓国人のほぼ半分が、国民平均年収の半分以下で生活している》《高齢者の自殺率は過去25年間でほぼ4倍に跳ね上がった》という記述もあった。
 インターネットで検索すると、英BBC(電子版)も昨年6月、「バッカスおばさん」の実態をリポートしていた。まさに「韓国の闇」「韓国社会の犠牲者」といえる内容だった。こうした世界も衝撃を受ける窮状を知っていて、朴氏は他国の少女支援に2億ドルを出すと約束したのだろうか? まず、自国のかわいそうな高齢女性を救うべきではないのか。朴氏は9月28日、国連総会の一般討論演説で、慰安婦問題や日本の安全保障関連法について約24分間にわたって持論を展開し、日本政府に的確な対応を求めたという。相変わらず、反日感情に取りつかれているようだな。
 どうして俺が、この女性を尊敬できないか分かるだろう。テキサスでは、こういう人物のことを「その脳ミソをクマバチと入れ替えたら、クマバチは後ろ向きに飛んでいっちまうぜ!」という。親愛なるみなさんと、日本と米国に神のご加護がありますように。朴氏はそろそろ、自国の恥をさらすのはやめたらどうだ。(「痛快!テキサス親父」ZAKZAK 2015.10.02)

韓国社会に立ちはだかる男尊女卑

知らぬふりの韓国 歴史に刻んだ愚行

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