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ラグビーW杯 日本がサモアに快勝 2勝目
10月4日 0時28分

ラグビーW杯 日本がサモアに快勝 2勝目
ラグビーのワールドカップイングランド大会で3日、日本は1次リーグ第3戦でサモアに26対5で勝ち、通算成績を2勝1敗としました。
日本は初戦で南アフリカに勝ち、第2戦はスコットランドに敗れてここまで1勝1敗として、3日にロンドン北西のミルトンキーンズで行われた第3戦で同じ勝ち点「4」で並ぶサモアと対戦しました。
日本は前半8分に五郎丸歩選手のペナルティーゴールで先制し、さらに相手が反則で2人少なくなった24分、敵陣ゴール前でスクラムを押して相手の反則から認定トライを奪い、ゴールも決まって10対0とリードしました。
このあとペナルティーゴールで3点を追加した日本は前半終了間際、連続攻撃からウイングの山田章仁選手がトライを決めて20対0とリードして折り返しました。
後半、日本は五郎丸選手の2本のペナルティーゴールで6点を追加しましたが、24分、サモアにカウンター攻撃から連続してボールをつながれてトライを許し26対5となりました。
このあと日本はたびたび自陣まで攻め込まれましたが、粘り強く守って得点を与えず、26対5で勝ちました。日本はこれで1次リーグの通算成績を2勝1敗としました。

キャプテンのリーチマイケル「練習どおりできた」

試合後、キャプテンのリーチマイケル選手は、「細かいミスはあったが、相手にプレッシャーをかけ続ける練習どおりのプレーができた。勝ててすごくうれしい。次のアメリカ戦では、今まで以上に体を張って、準々決勝に進みたい」と話しました。

五郎丸「日本らしい戦いができた」

この試合もペナルティーゴールなどで16得点を挙げ、日本の勝利に貢献した五郎丸歩選手は、「選手個人個人、そしてチームが相手を分析して、その成果をグラウンドで表現できたことは自信になる。体力的に相手が勝っていた部分でも1人でダメならば、2人がかりという日本らしい戦いができた。ラグビーの日本代表は期待されることが少なかったが、期待に応えられホッとしている」と振り返りました。
そのうえで、トライ4つ以上で得られるボーナスポイントを狙わなかったのかという質問に、「われわれはワールドカップのチャレンジャーであり、考えるのは難しかった」と確実な勝利を重視したことを明らかにしました。

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