アイカツ!の新しいOPが映像の良さも相まって鳥肌の立つ感じだった。(↓の動画はゲームのMVだけど)
曲だけ聴いてもなんとなくわかると思うけど、このアイカツ!の新OPは「鳥肌感」がめっちゃある曲なのだ。
その「鳥肌感」に最も貢献している要素が「ストリングス」、つまり弦楽器だ。
実はこのストリングス、アニメ主題歌においてとても効果的に使われてきた歴史がある。
「鳥肌が立つ」といわれるような人気のアニソンの多くにストリングスが使われている。
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 後期OP『WORLD END』
カードキャプターさくら OP3 『プラチナ』
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている OP 『ユキトキ』『春擬き』
ef OP『euphoric field』『ebullient future』
CLANNAD 〜AFTER STORY〜 OP『時を刻む唄』
リトルバスターズ!OP『Little Busters!』 『Boys be Smile』
Angel Beats! OP『My Soul, Your Beats!』
true tears OP『リフレクティア』
魔法少女まどか☆マギカOP『コネクト』
アイドルマスター シンデレラガールズ OP『Star!!』『Shine!!』
……
まあ、探せばいろいろあるのでキリがないのだけれど。
答えは簡単である。
10代の少年少女がメインであることの多い深夜アニメにおいて、ストリングスの美しい音色は非常に効果的だ。
青春時代の純粋さ、甘酸っぱさ、切なさ、キラキラ感、ノスタルジーを表現しやすいからである。
そして、そのオーケストラを思わせる音色は物語の壮大さを感じさせ、視聴者に感動を与える。
CCさくらとかコードギアスみたいに物語の終盤にストリングスを使った曲を持って来られると、
それまで主人公たちが歩んできた道のりと、物語が終わりへと向かっていく切なさが同時に感じられ、「ヤバイなこれ」となってしまう。
アイカツ!も4年目にしてついにOPにストリングスを持ってきたので、これは泣かせる気満々じゃないの、と勝手に期待している次第である。
また、上で挙げたものを見てて気付いた人もいるだろうが、key原作のアニメやら泣きゲー関連のアニメのストリングス使用率はものすごい高い。
(さらに4つ打ちとかピアノとかを追加するともっとそれっぽくなる。)
エロゲのあの独特の雰囲気にはストリングスの効果も一端を担っているのではなかろうか。