【モスクワ=共同】ロシア空軍は3日、シリアで過激派組織「イスラム国」を空爆した。攻撃は4日連続。ロシア国防省は、同組織が首都と位置付ける北部ラッカで、住宅地域にある戦闘指揮所を破壊したとしている。
国防省報道官はラッカの指揮所が「住宅地域」にあることを認めた。住民に死傷者が出たかどうかは言及しなかった。
モスクワ時間2日正午(日本時間同日夕)から3日正午にかけて、スホイ34爆撃機などが20回出撃し、同組織の戦闘指揮所など9カ所を攻撃。夜間も攻撃を続けた。
一連の空爆では、地雷や爆弾を製造する工場や、地下の弾薬庫、装甲車なども攻撃した。
ロシア空軍、ロシア、住宅地域、空爆、シリア攻撃