ぼくは音楽が大好きです。
音源はレンタルやダウンロードよりも買う派でした。
大学入ってから3年ほど、60年代〜70年代の古き良きマニアックな音楽を求め都内の中古レコード店を駆けずり回っていました。
転換点
しかし、ある日気がつきました。
色んな音楽を聴くのはとても楽しいけどこの趣味には終わりがない・・・・。
これを買ったらあれが欲しくなる。
お金がかかる・・・。
新しい刺激を求めすぎて、本当に大切なものが何なのか分からなくなりました。
思い切って断捨離
集めた300枚・・・しかし実際にはほとんどのCDは集めただけで満足していました。
これでは部屋のものを増やすためだけにお金を支払ったことになるのではないか・・・。
そんなわけである日思い立ち、持っていた300枚ほどのCDを処分しました。
以下、その後の自分に起こった変化です。
1.部屋がスッキリする
ものがなくなるので当たり前ですが。
ものがなくなることによって、新しくものを買う際の自分の判断基準がかなりシビアになりました。
「どうせまた使わず終わるんじゃないか?」「これは本当に必要なものなのだろうか」と自分に問いかけるようになりました。
あとは部屋の掃除をしやすくなって、なんだか精神的にも邪魔なものが片付いた気がしました。
2.新しい自分の趣向が分かる
それまで聴いていた音楽を手放すと、隙間を埋めるかのように新しいものが自分に入ってきました。
まずは深夜ラジオ。
それまで全く興味がなかったのですが、何か聞くものを求めてふと聞いたらおもしろかた。
今はYouTubeで録音されたのを電車の中などで聴けるので便利です。
おすすめは「オードリーのオールナイトニッポン」「おぎやはぎのめがねびいき」。
新しいものを得るためには今自分が持っているものを捨てなければならないのかもしれません。
3.外側の要因は人の個性ではないと気づく。
CDマニアのころのぼくは確かに何かに憑かれたようにCDを買っていました。
もちろん音楽が好きではあるんですが、思えば「こんなマニアックな音楽聴いてる自分は他の人と違う」とえらく勘違いしたひねくれた考えをしていたと思います。
「◯◯が好き」というのは単なる自己主張であって、その人の人間性や価値を決めるものではないと気づきました。
個性は外側から形づけるものではなく、もっと内側の深い部分にあるということにきづきました。
まとめ
断捨離は間違いなく最も簡単な新しい自分との出会い方だと思います。
ぼく自身かなりの発見がありました。
みなさんも変わりたいなら何かを手放すことから始めてみてはどうでしょう。