全村民の個人情報持ち出し、熊本
2015年10月3日(土)16時43分配信 共同通信
熊本県西原村は3日、50代の男性課長が、住民基本台帳に記載された全村民約7100人分のデータを無断でコピーし、自宅のパソコンに保管していたと明らかにした。一部村民の生活保護や税金の記録も持ち出していた。
村によると、課長は「データ分析に興味があった」と話している。外部への情報漏えいは確認されていない。記者会見した日置和彦村長は「行政への信頼を失墜させる行為」と述べ、謝罪した。詳しい調査結果を待ち、懲戒処分にする方針。
村によると、課長は幹部として広範囲なデータにアクセスできる権限があった。