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 ローマ・カトリック教会がタブー視する同性愛をめぐり、カトリックの教義をつかさどるローマ法王庁(バチカン)教理省の高官が同性愛者であることを告白し、波紋を呼んでいる。バチカンで4日から始まる世界代表司教会議でも同性愛をどう扱うか大論争となりそうだ。

 同性愛を告白したのはポーランド人のハラムサ神父(43)。3日付の伊紙コリエレ・デラ・セラのインタビューで、「同性愛者であり、パートナーがいる」と語った。「同性愛は家庭を必要とする愛だ」とも述べ、時代の変化に合わせて同性婚は認められるべきだと訴えた。

 報道に対して、バチカンのロンバルディ報道官は3日の声明で、「司教会議に対するメディアの過度な圧力を誘発するもので、非常に重大で無責任だ」と非難。ハラムサ神父は現在の職務を継続することはできないだろうと語った。