天女さんは、



文殊菩薩がこの、維摩詰の家に来て





維摩詰と、少しのやり取りをしているのを、




とても楽しげに見ていました。







そして


二人の前に現れました。。。









文殊菩薩は、
舎利弗はじめとした


大軍団でこの家にやってきています。







さて。



天女さま






その、大軍団に



ふわふわふわーっと





天の花をふりかけたのです!!!








このシーンは


いつも、想像してしまうの。




天女が空に舞って




天から花を降らせるシーン




綺麗だろうなぁ




花は何色だろう、


虹のような色かしら







天女はたくさんの花を



天から降り注がせたのです。









さて。すると、、、







その花たちは




菩薩の体に触れると




さらさらと、地に落ちます






文殊菩薩さんもそう。




天からの花が、



肩に乗ろうが





ひらひらひら、、、




地面へ落ちていくのです。。。





まぁ、
当たり前っちゃ当たり前





重力ですからー。







(*´艸`*)





ところが!!!




舎利弗はじめとする、、、


お弟子さんたち、に降りかかった花は




どうなったかというとですよ、、、!?









身体にくっついて、


離れないのです!!、





地面に落ちてくれない、



花が身体に引っ付いてる!


あら!あの人なんか、頭の上に!笑




剥がれない花に、飾られた修行者さんたちはもうパニック!!!





我先にと、


花を取ろうとして



神通力をつかったり。



なんだり、かんだりこころみるんだけど、





ぜーんぜん!花は取れてはくれないのです!!!






(*´艸`*)



さて、天女さん、



こんな事をみんなに聞きます







天女「なぜ、取ろうとするのですか?」









そうすると、


お釈迦さまの十大弟子である、

舎利弗さんが答えます



「私は修行中の身!!!であるから、こんな花で飾ったりしては不似合いだから取り去ろうとするのです!」








と。





すると、



天女さんは、


こう、、、、






答えるのです。






「一体、そんな事を考えるのがおかしいではないですか?出家の身にはふさわしくないからなどと、そんな事を考えるのがおかしい。花の方では、出家とも何とも考えていませんよ。これが良かろうとか、悪かろうとか、自分にはふさわしいだとか、ふさわしくないだとか、そういう思慮分別しているのはあなたですよ?花には思慮も分別もありません。花は花の自然のままに花ですよ。だから、菩薩の身体をご覧なさい?菩薩は思慮分別とは、離れているから、菩薩の身体には花がくっつかないのです」








Σ(´Д`)



意味分かったひとー!?






よーするにだ!






舎利弗たんは、



花が身体にくっついてたら、


修行中の、身なのに、

こんな飾ってたら


ふさわしくない!!!!






と、


考えてしまった。





しかしながら、



花の方は、


ただ、自然に花でいるだけである







天女はこう諭します



花がくっつくということは、

執着を意味してる


こうでなければならない!

などと、自分で勝手に決め付けている






それでは到底、

悟りはひらけませんよ。





すべての執着を捨てなさい。





そう、



天女はこう諭しているのであります。。。






あなたは?


これを読んだあなたはどうですか?




あなたは修行中じゃないかもしれないけれど



例えば、主婦にはふさわしくないだとか、



例えば、男にはふさわしくないだとか



例えば、こんなものは子供にはふさわしくないだとか






あなたの勝手な考えで


そこに執着していませんか?









ふさわしくなどと決めるのは


あなたの、勝手な考えに過ぎず





そんなものは




全くもって



自然ではないのですよ。



と、



いう事なのです。




(*´艸`*)