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”爆買い”の取り込み目指して商談会
10月3日 19時23分

”爆買い”の取り込み目指して商談会
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中国人の観光客が日本の商品を大量に買う、いわゆる「爆買い」を取り込むための新たな商品を探し出そうと、都内で3日に商談会が開かれました。
この商談会は、日本に在住する飲食やホテル関連の事業を手がける中国の人たちの団体が都内で開いたもので、日本を訪れたり中国国内でインターネット通販を利用したりして日本の商品を大量に買う、中国人のいわゆる「爆買い」を取り込むための新しい商品を見つけてもらうねらいです。
会場には日本製の健康食品や美容品などを取り扱う企業80余りがブースを設けていて、このうち中国料理の高級食材のナマコを扱う企業は試食コーナーを設けて、日本産ナマコの安全性や味のよさをアピールしていました。
また、東京の不動産会社は1件当たり1億円を超える投資用マンションなどの物件情報をブースに並べて売り込んでいました。
中国では、株価の下落や経済指標の悪化など景気の先行きに懸念が強まっていますが、主催者によりますと日本の商品や不動産は依然、高い需要があるということで、会場では商品を探すだけでなく、新たな商売につながる人脈を作ろうという動きもみられました。
ベンチャー企業を経営する中国人の35歳の男性は「日本に免税店を開こうと思い、商品を探しに来ました。具体的な商談を進めたいです」と話していました。また、中国人の29歳の女性は「ここで新たなビジネスチャンスが見つかればいいと思います」と話していました。

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