「男と女の友情は、果たして成り立つのだろうか。」
永遠のテーマのようにも思えるこの問題ですが、皆さんはどう考えるのでしょうか?先日『イエスタデイをうたって』を読んでいたら、その答えが、なんとなく見えてくる気がしました。
なにせこの漫画、冒頭の問いに対するケーススタディにあふれた、教科書のよう。ケース1.こちらは気があるのに、親友状態になってしまった相手にとっては恋愛対象ではない。ケース2.兄の事を慕っていた女の子が、弟の自分を異性として見てくれない。ケース3.はじめから違う人を好きだと分かっている人と、友達にはなったけれども、その先に進めない。ケース4.・・・
このような模範的(?)なケースが、男女それぞれの立場を変えて、続々出てきます。振り返れば自分も、大学時代。気になっていた可愛い女子に対して完全に友達状態に陥ってしまい、下手に手を出せなくなったことがありました。そんなある日、「DVD観ようよ!」といって家に誘われたのですが(この時、家には彼女ひとり)。え、え、それってどんな意図? なにが正解??
こんな状況、マンガでは次のようなケーススタディが載っています。
『イエスタデイをうたって』 5
ちなみに僕は、楽しく映画だけを観て帰りました(へたれ)。いやいや仲いい友達でいたいですから!(必死) けれどどうやら「不正解(?)」だったようで、後でそのときが分水嶺だったと教えてくれました。えー。もっとヒントちょうだいよー!というか脈なしだったじゃんよー。その時だけ迷ってたなんて知らないよー。 という気持ちでした。 いや、十分にヒントもらってました? うーん、そうですよね・・。
それはさておき、果たしてマンガの登場人物はどのように行動したのでしょうか。・・なんと、まったく同じ行動をとっているじゃあないですか。客観的な目線で読んでいた僕は、「え?」と思ったシーンです。 そりゃあ彼女も「え?」と思い(言い)ますよね。
『イエスタデイをうたって』 7
なんだー。こんなところにケースがあったのか。もっと早くに読んでおけばよかった。まぁ読んでいたら行動が変わったのかというとあやしいですが(やっぱりへたれ)。そしてもちろん、友達のままでが正解(?)なケースもありますが(マンガにも出てきます)。しかしどちらのケースも客観的な目線で見られるなんて。今まさに迷える人、これから迷える可能性のある人には、やはりこのマンガはいい模擬試験になるかもしれません。
ところで最近読んでいた『3月のライオン』に、もうひとつ類似のケースがありました。そこにいるのは「友達」どころか「家族」のような親しい関係に、一足飛びに行ってしまった男子。「恋」なんていう"もろい"関係に戻すのは至難の業・・と思わせておきながら、まさかの怒涛のたたみかけ! これはある意味、模範解答なのではないか!?、という衝撃展開が続きます。
『3月のライオン』 9
この切ない状況、からの・・まさかの・・
『3月のライオン』 10
『3月のライオン』 10
全然別のマンガを読みながら、「男と女の友情」について考えさせられた、秋のはじまりでした。寒くなってきましたね。みなさん、ご自愛くださいませ。
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