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FIFA会長は直ちに辞任を 主要スポンサーが声明
10月3日 17時56分

FIFA会長は直ちに辞任を 主要スポンサーが声明
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FIFA=国際サッカー連盟のブラッター会長が、不正な支出を行った疑いなどで、スイスの検察当局の捜査対象となっていることを受け、FIFAの主要なスポンサー4社が、会長に直ちに辞任するよう求める声明を発表しました。
FIFAのブラッター会長を巡っては、2011年にヨーロッパサッカー連盟のプラティニ会長に対し、日本円にして当時1億7000万円余りの不正な支出を行ったとして、スイスの検察当局が背任などの疑いで捜査を進めています。
これを受けて2日、FIFAの最上位のスポンサーとなっている、飲料大手のコカ・コーラと、クレジットカード大手のビザに加えて、主要なスポンサーのファストフード大手、マクドナルドとビール大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブの合わせて4社が、ブラッター会長に直ちに辞任するよう求める声明を発表しました。
このうち、1978年からスポンサーを務めるコカ・コーラは「日に日に、FIFAのイメージと評判は汚れていく」と、ブラッター会長を非難しています。
これに対し、ブラッター会長の弁護士は「今辞任することはFIFAの利益にも改革を進めることにもつながらない」と反論し、退任の意向を示している来年2月までは会長の職にとどまるとしています。
4社の年間スポンサー料は、合わせて日本円で100億円以上とみられ、ブラッター会長は、スポンサーに対しても難しい対応を迫られそうです。

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