2015-10-03
■「トークライブやってください! オマエが誰だか知らないけど」という依頼が来た 
なんか、唐突に「すみません!清水亮さんにトークライブやってほしいんですが!」というメールが来た。普通のメールって、なんかあれじゃないですか。地味じゃないですか。けっこう、僕、自分宛てのメールを取りこぼすんですよ。一日に何十通も来るので、基本、ぼく宛にメールするなら秘書をCCに入れて欲しいんですよ。
けど、このメールはなんかよくわかんない、禍々しいオーラというか、もうなんつーか、開かないと末代まで祟られる感じがするというか、とにかくちょっとゾクッとなりまして、とりあえず会ってみることにしたんですよ。
どうも「プログラミングバカ一代」を見た人のようで、これ、嬉しいことに本そのものはぜんぜん売れてないんですけど、読んだ人がたいてい、ほめてくれるという珍しい本でね、ぼくとしては、ぼくの人生そのものが本になってるので恥ずかしいやらみっともないやら、なんですけど、もう恥をかき続けないと生きていけない人間なので、ほんとに、自分のことをね、かれこれ20年、ブログで吐き出してて。だからもう恥はかき捨てだと思ってんるだけど。
こないだもゴールデン街の図書室というバーでね、ここがまたいいバーで、バー初心者にも優しく、上級者にもやさしいといういい店なんですよ。
どのくらい優しいかっていうと、ぼくが店に顔出すと、僕の表情をサッと店主の「のんちゃん」が読み取ってくれてですね、「はい、やさしさ」と、水をくれるんですよ。あーもう清水酔っ払ってんなー、まず水のめよ、という、やさしさですね。
この店はその名の通り、本が沢山あって、自由に読ませてもらえるんだけど、店の性質上、けっこう、出版関係の人が多いんですよ。客層に。
先日も、「プログラミングバカ一代読んだ。面白かったです」って言ってもらえて、社交辞令でも嬉しいですね、正直。僕は人にほめられるのがあんまり得意じゃないんだけど、それ以前にホメられるようなことやってないんだけど、まあ嬉しいですよ。子供のように。
- 作者: 清水亮,後藤大喜
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 2015/07/25
- メディア: Kindle版
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今回でた四冊の中ではダントツに面白いかな。本当は。
ただ自伝なのでどうも恥ずかしくて人に勧めづらい。
んで、まあきっと本読んで面白いと思ってくれた人なんだなあ、と思って昨日会ったんですよ。
一応、晶文社の編集さんも呼んでね。
すると、いきなり、まあどうせバレるのでカルカルなんですけど、カルチャーカルチャーの人がやってきてですね、例の禍々しいメールを書いた人です。
「すみません!清水亮さんのことぜんぜん知らなくて、アポのメール貰ってからいろいろ検索したら、ゲンロンカフェの人じゃないですか。うち、競合なんで、そもそも出てもらえるんですかね」
って言いやがるんですよ。
もう失礼とか無計画とかじゃなくて笑ってしまって。
「なんでそんななんにも知らない人をイベントに呼ぼうと思ったの?」
って聞いたら
「いや、なんか毎回アンケートとると必ず次は清水亮を呼んでくれって言われてたんですけど、正直オレよく知らないし放置してたんですよ。誰だよ清水って。って思ってましたからね。そしたら、プログラミングバカ一代って本が出てるじゃないですか。これ、このまんまのタイトルでイベントになるなあ、と。ピンと来たんですよね。ええマジで。いや、本は読んでないですけど」
もう笑うしかない。
「で、最低でも50人くらいは集客してもらわないと困るんですけど、できます?」
知らないよ。
と思ったんだけど、まあそれくらい集まるような集まんないような、まあゲスト次第かな
「じゃ、今日中にページ作ってアップしますんで、Twitterとブログでの告知、たのんます!いちおう、清水亮さん、初の公式トークライブということで!!」
なんだよ初の公式ライブって。
と思ったんだけど、当然ながら今まで、タダの一度もピンのトークライブはやったことがなかった。
パネルディスカッション的なのとか、もしくは僕がコーディネーターとして司会をやって、色んな人に発表してもらうスタイルとか、まあ製品発表会とか。
「あと、清水さんプレゼン得意らしいじゃないですか。よく知らないんですけど。それやってくださいよ。パパッて、ね、パパッて」
いやいやいやいやそんなイージーじゃねえよ。
プレゼンってのは、プレゼンの前からずっと準備して、その瞬間のインスピレーションとテンションが大事なんだよ。そんなパパッとやっても、どこが上手いのかわかんねえよ。
「あとは会場の人とプログラミング対決とか無理すか?」
「9ミニッツコーディングバトルとか?」
「そうそうそう。そういうやつです」
カルカルの客層でコーディングバトル・・・・?可能なのかそれは
「あと、人生相談。まー質問コーナーはね、えんえんできるんで」
そうなの?
「それと、本に出てきた人とか、そういう人ゲストに呼びましょう。呼べるかな。うーん」
と言ってパーーーッと帰って行っちゃった。
というわけで、突然、初の公式トークライブをやることになりました。
いやーどうなるんかなあ。
まあ50人来ていただかないと恥をかいてしまうので同窓会のつもりでお越しください
僕も最後一緒に酒を飲みます(なんかそういう場らしいので)
清水亮のプログラミングバカ一代まつり!〜就職しないで生きるには TOKYO CULTURE CULTURE:@nifty
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