iPhoneに限らず、Appleの製品は、シリアル番号から「いつ・どこで製造されたか」が、わかるようになっています。

iPhone 6s・6s Plus(+)は、発売後の3日間でだけで1,300万台も売れたそうです。

この需要を満たすために、発売の前に複数の工場で在庫を積み上げていたはずで、同じ日に購入しても固体によって製造日や工場がまちまちの可能性があります。

そこで、シリアル番号から、製造された時期と場所を読み解く方法をご紹介します。

シリアルコードの読み方

iPhone 6s・6s+のシリアル番号は、次の方法いずれかで確認することができます:

  1. [設定]>[一般]>[情報]
  2. iTunesに接続
  3. パッケージの底面
  4. AppleCareの保証登録メール

現在は12桁の文字列が使われており、下のような5つの要素で構成されています。

iphone6_serial_numers_1

シリアル番号を入力するだけで解析してくれる便利なサイトもありますが、第三者に情報を開示するのが気になる方は、自分で読み解くこともできます。

最初の3桁は「ロケーション」で、製造された工場(2桁)とライン?(1桁)を表しています。

LL(最初の2桁)のコード
Code Maker Factory
C3 Foxconn 深セン,中国
C6 不明 不明
C7 Pegatron 上海,中国
DN Foxconn 成都,中国
F1 Foxconn 鄭州,中国
F2 Foxconn 鄭州,中国
F4 Pegatron-Protek 上海,中国
FK Foxconn 鄭州,,中国

次の1桁は「製造年」で、半年毎にコードが割り当てられています。

P:2015 上半期
Q:2015 下半期
R: 2016 上半期

その次1桁が「製造週」で、「製造年」と組み合わせることで、製造された「週番号」を割り出すことができます。

1:week 01 または 27
2:week 02 または 28
3:week 03 または 29
4:week 04 または 30
5:week 05 または 31
6:week 06 または 32
7:week 07 または 33
8:week 08 または 34
9:week 09 または 35
C:week 10 または 36
D:week 11 または 37
F:week 12 または 38
G:week 13 または 39
H:week 14 または 40
J:week 15 または 41
K:week 16 または 42
L:week 17 または 43
M:week 18 または 44
N:week 19 または 45
P:week 20 または 46
Q:week 21 または 47
R:week 22 または 48
T:week 23 または 49
V:week 24 または 50
W:week 25 または 51
X:week 26 または 52
Y:week 27 または 53

「製造週」がカレンダーのどの週に当たるかは、iOSデバイスで[設定]>[メール/連絡先/カレンダー]>[週番号]をオンにすると、[カレンダー]アプリで確認できます。

iphone6_serial_numers_3

手元のデバイスで確認してみたところ、次のようになりました。

  • iPhone 6s (64GB RG Apple Store):Pegatron上海で34週(8/16〜22) に製造
  • iPhone 6s+(64GB RG Apple Store):Foxconn深センで34週(9/6〜12)に製造

同時に予約し同じ日に届いたのですが、場所も製造された時期も違うようです。

気なる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


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NTTドコモ オンライン(公式サイト)
・au オンライン (公式サイト)
・SoftBank オンライン (公式サイト)