三井物産やシンガポールSWFがグレンコア農業事業に関心-関係者
2015/10/02 20:57 JST
(ブルームバーグ):シンガポールの政府系ファンド(SWF)や三井物産などの日本の商社が、スイスの資源商社グレンコアの農業事業の少数株取得に関心を示していると、事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
同関係者らが匿名を条件に述べたところによると、そのほかに少なくともカナダの年金基金が予備的な交渉に参加した。
農業事業の少数株売却に向けて起用された銀行の一つ、シティグループは9月29日のアナリストリポートに、事業全体の価値は最大で105億ドル(約1兆2600億円)との試算を示した。
関係者らによると、グレンコアは農業事業を独自の資本構造を持つ別会社とし、シンガポールで法人登録することを検討している。シンガポールでは商品取引会社の税率が最低5%と低い。
グレンコアとシンガポール政府投資公社(GIC)の広報担当者はコメントを控えた。
三井の広報担当者は、「グレンコアが一部事業売却を計画していることは承知しているが、当社は現時点で何も決定していない」と述べた。
グレンコアは債務圧縮のため、事業売却などを目指しているほか、増資や配当停止も実施している。
原題:Singapore, Mitsui Said Interested in Glencore Agriculture Sale(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Javier Blas jblas3@bloomberg.net
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更新日時: 2015/10/02 20:57 JSTニュース一覧
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