中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 大相撲 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大相撲】

稀勢の里が鹿児島の中3に熱視線

2015年10月3日 紙面から

徳田君(左)を指導する稀勢の里=徳之島町の相撲場で(岸本隆撮影)

写真

 大関稀勢の里(29)=田子ノ浦=が一目ぼれの逸材が現れた。相撲の普及とスカウトを兼ねて2日、師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)、高安(25)とともに鹿児島県徳之島町へ。目の前に現れたのは、中学3年生で189センチ、125キロと、すでに横綱日馬富士に近い体格の持ち主で、8月の全国中学生相撲選手権で2位になった徳田龍大郎(15)だった。

 将来は入門を夢見ている徳田が通う、徳之島相撲クラブで稽古を見学した稀勢の里は、その素質にほれぼれ。「早く俺を倒して引導を渡す、くらいの意気込みで来てほしい。大事に育てる逸材だと思う。まだ伸びしろがある体形。出来上がっていないのがいい。上(身長)が大きくなるのは生まれ持った天性のものだから。俺も教えられるし」と“後継者”に指名した。

 今回は相撲クラブの監督と師匠が知り合いだった関係で同行した。秋場所で惜しくも逃した初優勝へ、自身も力をもらったようだ。 (岸本隆)

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ