シンドラー元社員を逮捕=エレベーター故意に停止―威力業務妨害容疑・警視庁[時事]
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時事通信社
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シンドラーエレベータ(東京都江東区)の元社員がマンションなどのエレベーターを故意に停止させた問題で、うち茨城県のホテルで起きたトラブルについて、警視庁捜査1課は3日、威力業務妨害容疑で、元社員の男(36)=東京都板橋区=を逮捕した。
捜査関係者によると、逮捕容疑は8月2日午後10時50分から同11時20分ごろにかけて、茨城県つくば市赤塚のホテル1階で、保守点検を担当していたエレベーターの安全装置を作動させ、エレベーターを停止。自身が閉じ込められたように装い、シンドラー社に安全点検などの対応をさせた疑い。
男はエレベーター内から携帯電話で「閉じ込められた。シンドラーを呼べ」などとホテルに直接電話した後、自分で扉を開けて立ち去ったという。同社が状況を不審に思い防犯カメラを確認したところ、男の姿が写っていた。当時男は勤務時間外だったが、社内調査に関与を認め8月5日付で懲戒解雇された。同社が警視庁深川署に刑事告訴していた。
国土交通省などによると、今年6〜8月、東京都や千葉、茨城両県で計8回、同社社員として男が保守点検を担当していたマンションなどのエレベーターで利用者が閉じ込められる事案が連続して発生。計7人が最長で約45分間閉じ込められ、うち女性1人が体調不良で病院に搬送されていた。
問題を起こす前、シンドラー社は勤務上の評価に基づき男を支店長から一般社員に降格していた。警視庁捜査1課は動機を追及するとともに、ほかの7回についても故意に停止させた疑いがあるとみて捜査している。
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