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シンドラー社の元社員を逮捕

10月03日 09時48分

シンドラー社の元社員を逮捕

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「シンドラーエレベータ」で保守点検を担当していた36歳の元社員が、茨城県内のホテルのエレベーターを故意に停止させて原因調査をさせるなどして会社の業務を妨害したとして、警視庁は威力業務妨害の疑いで元社員を逮捕しました。

逮捕されたのは、シンドラーエレベータで保守点検を担当していた東京・板橋区の李雄大容疑者(36)です。
ことし6月から8月にかけて、東京と千葉にある5つの集合住宅と、茨城のホテルで「シンドラーエレベータ」のエレベーターが停止し、一時、住民などが閉じ込められました。
会社は、ことし8月、保守点検を担当していた李容疑者がエレベーターを故意に停止させたとして懲戒解雇にするとともに刑事告訴し、警視庁が捜査を進めていました。
その結果、李容疑者が茨城県つくば市のホテルでエレベーターを故意に停止させて会社に原因調査をさせ業務を妨害したとして、威力業務妨害の疑いで逮捕しました。
警視庁は動機やいきさつについて調べを進めています。
会社によりますと、李容疑者は社内調査に対し「人事に不満があり会社を困らせようと思ってやった」などと話していたということです。
元社員が逮捕されたことについて、シンドラーエレベータは「元社員がこのような事態を起こしたことは誠に遺憾です。お客様、関係者の皆さまにご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます。事故の発生直後から社員を対象としたコンプライアンス教育を行ってきましたが、さらに倫理教育を徹底していきたい」とコメントしています。

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