2015年10月2日16時31分
四国電力伊方原発3号機がある愛媛県伊方町の町議会原子力発電対策特別委員会は2日、町商工会などから出されていた再稼働を求める陳情を採択した。同時に提出されていた再稼働に反対する陳情は不採択とした。6日に開かれる町議会本会議でも採択される見通し。伊方原発の再稼働に向けた「地元同意」の手続きが動き出した。
この日の特別委では、継続審査分も含め、7件の陳情を審査。早期再稼働を求める3件の陳情を採択した。住民有志から出されていた、再稼働に反対する4件の陳情は不採択とした。
原子力規制委員会は今年7月、伊方原発3号機の安全対策が、東京電力福島第一原発事故を受けてつくられた新規制基準を満たしているとする審査書を決定。現在、工事計画や保安規定変更の認可を得るための審査が続いている。
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