少し前から『まんが日本昔ばなし』のデジタル配信が開始されており、息子(3歳5ヶ月)と娘(1歳11ヶ月)に見せているのだが、食いつきが違う。自宅で利用する動画配信サービスの選択基準、かなりの部分がキッズ向けコンテンツの充実具合次第なのだが、キラーコンテンツだわ、これ。『まんが日本昔ばなし』こそが日本が世界に誇るクールジャパンである、とラフカディオ・ハーン先生もおっしゃっておられる。
現時点では Netflix と Amazonプライム・ビデオで視聴可能。Hulu はない。やばいぞ、Hulu。
リンク Netflix - 大好きな映画やドラマをオンラインで楽しもう!
リンク Amazonプライム・ビデオ
- 発売日: 2015/05/07
- メディア: Amazon インスタント・ビデオ
- この商品を含むブログを見る
以前から折に触れては Twitter などで、iTunes Store で1話300円ぐらいで売ってくれたらなあ、などとぼやいていたし、子供が生まれてから実際に DVD を購入したりもしたのだが、強気な値段設定についていけなかった。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
2年ほど前に買ったのはこれなのだが、1枚4話収録の DVD5枚セットで15,000円ちょっと。さすがに高いよ。大きな声では言えないのだが、iPad に入れて出先などで子供に見せたかったので、リッ◯ングしようとしたのだが、やたらと固いプロテクトであえなく頓挫。今時、自宅のリビングのテレビでしか見ることができない糞高いソフトなんざ、さすがに時代が許容しない。
その点、Netflix なり Amazonプライム・ビデオなりだと、デバイスと回線さえあれば、テレビだけではなく iPhone や iPad などでも視聴可能だし、値段もリーズナブルだし、メリットしかない。本当に嬉しい。Netflixだと基本的に月950円、Amazonプライム・ビデオだとプライム会員年会費3,900円。
40年前の作品だが、そもそもが昔ばなしなんで古びるようなもんでもないし、素晴らしいクオリティ。オープニング映像と市原悦子さんによる「まんがにっぽんむかしばなし」のナレーションに触れると、30・40代の紳士淑女も童心に帰ること、うけあい。Netflix も Amazonプライム・ビデオも【シーズン1】と銘打っているが、収録話数と内容はかなり異なる。Netflix が1本1話収録の50話に対して、Amazonプライム・ビデオが1本2話収録の100話。とりあえずここでは Netflix の収録話を引いておく。
- 桃太郎
- カチカチ山
- 花咲か爺さん
- 金太郎
- うぐいす長者
- さるかに合戦
- 浦島太郎
- だんだらぼっち
- 一寸法師
- 七夕さま
- 一休さん
- 養老の滝
- 雪女
- 分福茶釜
- うばすて山
- おむすびころりん
- 耳なし芳一
- 三枚のお札
- こがねの斧
- おいてけ堀
- しょじょ寺の狸ばやし
- 安珍清姫
- 牛若丸
- くわず女房
- 鉢かづき姫
- 猿地蔵
- 赤ん坊になったお婆さん
- 塩ふきうす
- 座敷わらし
- かくれんぼ
- 勘安ペロリ
- 大黒さま白ねずみ
- あさこ・ゆうこ
- 蛸八長者
- 山姥の毛
- 大歳の火
- 力太郎
- 山伏石
- 水の種
- 佐吉舟
- カサ売りお花
- 木仏長者
- 牛方と山んば
- はなたれ小僧さま
- クラゲの骨なし
- ミソサザイは鳥の王様
- そこつ惣兵衛
- 男滝の龍
- かみそり狐
- ソラ豆の黒いすじ
子供がいる家庭には、本当におすすめ。CM も関連グッズもないし、目を輝かせて13分間じっとしてくれている。
『まんが日本昔ばなし』以外の動画配信サービスの個人的なキラーコンテンツとしては、NHK の『人形劇 三国志』と20年前のフジテレビのドラマ『沙粧妙子-最後の事件-』の2作品。この2つを手に入れた動画配信サービスに、俺は一生ついていくわ。